《SHINJOの信条》野球のことは考えなくていい。僕だけ考える
■パ・リーグ14回戦 日本ハム2ー7西武(7月17日、ベルーナドーム)
―(試合後自ら)
「前半戦お疲れさまでした。でも、前半戦がきょうで終わりましたけど、交流戦とか、いい戦いをできるチームになったということは間違いないから。後半もね、あの戦いが必ずできるから。まあ下を向かずに、優勝しか目指していないから。まだチャンスはあるんでね。クライマックスに入り込んで、そっから一気にいける、若い力のある選手たちがいっぱいいるから。成長させながら、期待しながらね。ちょっと元気ないかなー。きょう一回は元気があったんだけど、もう一つというところですかね。初回にね、グワチョ(マルティネス)がいいホームランを打って流れがくるかなと思ったところで、ちょっとゲームをつくれなかった鈴木くんがもどかしいというか。せっかくね、前半ポンポンポンと良かったのにああいう形で…。ここ何カ月か良くないから、1回ちょっと下(2軍)にね、行かせて。真っすぐを、調子が良い時は真っすぐが133、4キロ出ていたじゃないですか。今は130キロいかないから、ちょっと遅すぎるかな。真っすぐだけでもいいから、135、6キロぐらいを投げるフォームを仕上げてほしいかなと思います」
―清宮に早めの代打を出した
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「なんか、タイミングが全然だったでしょ。胃がおかしいのかなと。食べ過ぎて(笑)。もう全然振れてないから、ちょっと早めに代えておこうと思って。でもその後、声を出していたので。胃の方は大丈夫っぽかったけど。ずっと出ていたしね。彼と万波くん。DHも使っていないから。ああいう刺激があれば、また後半戦がスタートして、代えられないためにしっかりとした(姿勢で臨んでくれる)。そういう考えもあったから」
―球宴ブレークの4日間はどう過ごせば
「もうね、野球のことは考えなくていいです。僕だけ考えるから。野球とか一切忘れてもらって、リフレッシュして。どう考えても、あがいたってね、変わるもんでもないし。バットもグローブも筋肉も休んでもらって。ちょうどよかったですよ。連敗してる期間で。切り替えられる。このオールスター明け、例えば5連敗とかしちゃうのは、大変なことですけど、それはたぶん大丈夫です」
―楽しさを思い出すような4日間に
「必死でみんなやっていて、結果が出ないから楽しくないだけであって。逆に4日間、ずっと持久走させるか(笑)。俺たちの時代はそうだった。休みなしでもう走りまくり。ずっと走れと」
―炎天下でも
「もう炎天下で。フラフラで全然勝てなかったという(笑)。タイガース時代」
―オールスター明けにスタメンは固定できそうか
「していきたいですね。オールスター明けてちょっと見てから固めていかないと。もう実質、今年から勝負している年になるので。後半から固めていって、どんどんどんどん仕上がっていく。チームをつくっていきながら、我慢していかないと、というところもあるしね。きょうみたいな清宮くんの状態でも固定していったら、任せて信じてね。故障だらけで(選手が)帰ってきて、固定できずに…。まだちょっと期間が短いかな。今川くんも帰ってきたばかりだしね。郡司くんもいいし。悪くないですよ、内容が」
―野村も2軍で奮闘している
「もう、結果を出してもらってからじゃないと。この世界は。期待だけで使っていて、勝負に勝てなかったら意味がない。彼も2軍で一回リフレッシュしてもらって、戻ってきたら、なにくそという気持ちでね。一打席一打席集中して、レギュラーをつかみにくると思うから。こんなにチャンス、ポジションのあるチームはないから」