ポンセ 23日オリ戦で先発 左膝負傷から3カ月半ぶり1軍復帰
日本ハムのコディ・ポンセ投手(29)が23日、ほっともっとフィールド神戸で行われるオリックス戦に先発する見通しとなった。4月に左膝を負傷して以来、およそ3カ月半ぶりの1軍復帰。昨季、ノーヒットノーランを達成した剛腕が、球宴明けのリーグ再開2戦目でマウンドに上がる。
4月の負傷から米国でのリハビリ経て6月中旬に再来日
4月4日のロッテ戦(ZOZOマリン)で先発した際、左膝に違和感を覚えた。翌日、病院で検査を受けると、左大腿(だいたい)四頭筋腱付着部部分断裂と診断された。4月下旬にはリハビリのため、米国へ一時帰国。6月中旬に再来日し、2軍戦で慎重に登板を重ねてきた。
今月15日にイースタンで登板も負傷の影響なし
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7月15日にはイースタン・リーグの巨人戦(釧路)で先発。6回93球を投げ、9安打4失点の内容だった。負傷の影響は全くなかった。首脳陣はここで準備、調整が完了したと判断。後半戦の1軍昇格を決めた。
球宴に出場するエース格の加藤貴、上沢は登板間隔が短すぎるため、後半戦最初のカードは投げられない。22日のオリックス第1戦は、中9日の伊藤が先発する予定。続くポンセは中7日で登板する。
巻き返しのキーマンへ
昨季は14試合に先発し、3勝5敗、防御率3・35の成績を残した。2月のキャンプの時点で先発ローテ入りが内定し、フル稼働が期待されていた。チームは6年ぶりの10連敗で前半戦を終え、崖っぷち。故障で出遅れた来日2年目右腕が、巻き返しのキーマンになりそうだ。