【一問一答】万波 球宴初打席で衝撃の一発「シーズンを振り返っても、思い出せないぐらい良い打席」
■オールスター第1戦 全パ8ー1全セ(7月19日、バンテリンドームナゴヤ)
日本ハムの万波中正外野手(23)が19日、オールスター(バンテリンドーム)の初打席で本塁打を放った。六回の守備から途中出場すると、七回1死で迎えた第1打席でヤクルト・清水の直球を捉え、右翼ポール直撃の一発をマークした。試合後の一問一答は以下の通り。
ー初打席。狙っていたか
「全球ホームランを狙っていました」
ー全球ホームラン狙いはプロに入ってから初めてか
「ここまで露骨なのは(笑)。こういうタイミングでしかないですね」
ー変化球が4つ続いた後に直球を捉えた
「どこかで絶対に真っすぐが来るというのが頭にありました。最後に対応できて良かったです」
ーファウルに苦笑いも
「そうですね。(直球が)そろそろじゃない?って思ってたので、まだかまだかという感じでした」
ーカーブ攻めは予測していた
「してないです」
ー試合中のコメントでシーズンを含めて一番良い打席と
「追い込まれてから、あっち(逆方向)につかまった打球でホームランはなかなかない。その前には遅い変化球攻めに遭っていた。シーズンを振り返っても、思い出せないぐらい良い打席だった。あそこまで良い内容の打席はなかなかない。今年に入って一番良いんじゃないかな」
ーポールに当てたホームランの経験は
「記憶にないですね」
ー試合前にソフトバンクの柳田と話していた。アドバイスをもらったか
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「グラブの話をしました。そこからバッティングの話を聞いて、なるほどなぁって」
ーきょうに生かせたことは
「あるんじゃないですかね。目の前であれだけ、皆さんすごいバッティングされていたので。それは刺激になりました」
ーオールスターの初打席。緊張は
「いや、楽しめました。すごく落ち着いて周りも見えている感じがした。それがあの結果につながったと思います」
ーダイヤモンドを回る時の感想は
「すっごい、うれしかったです。映像を見たら、見たことがないぐらいの笑顔だったので。本当にうれしかったんだろうなって」
ー技術的にも素晴らしいホームラン。リーグのホームラン王争いにも弾みがつくか
「そうですね。新しい感じがしたので、その感覚をものにできればホームラン数はまだまだ伸ばせると思う。良いきっかけにして、つなげていきたい」
ーホームラン王を狙う
「もちろん」
ー新しい感じとは
「あっち(逆方向)につかまった感じの打球だった。真っすぐをなでる感じじゃなくて、外の球をつかまえた感じがした。なかなかない感じでした」
ー右手で押し込んだか
「そんな感じに近いですけど(説明は)難しいです。ボールのちょっと外側を打ったような感覚の当たりでした」
ー20日はホームランダービーに出場予定
「見ていて過酷そうだなと思いました。あしたは外の球場。優勝するなら3試合。とにかく頑張ります」
ー賞金もある
「もちろん賞金は取りたいです」
ーきょうも(敢闘賞で)ゲットした
「使い道を考えているけど、言ったら嫌らしくなるので言いたくないです(笑)」