【日向坂46・藤嶌果歩 独占インタビュー】㊤ 新四期生曲『見たことない魔物』で初のセンター「多くの人に聴いてもらいたい」
日向坂46の四期生でグループ唯一の道産子である藤嶌果歩(撮影・小田岳史)
グループ唯一の道産子 9月で加入1周年
日向坂46の四期生・藤嶌果歩(16)は9月で加入1周年を迎える。今日26日にリリースする新曲「Am I ready?」に収録された四期生曲「見たことない魔物」では、初センターを務める。グループ唯一の道産子は、天真爛漫な笑顔で多くのファンを虜にしている。初めての経験ばかりだったこの1年を振り返ってもらった。インタビュー前編では、新曲への思いや、ミュージックビデオ(MV)撮影時に意識したこと、楽しかったことをはじめ、仲の良いメンバー、神様のような存在だという推しメン、日向坂46に入って初めて気付いた自分自身のこと、北海道物産展で買ったおすすめスイーツなど、身近ないろいろなことについて赤裸々に話してくれた。
都会の喧噪も川沿いに行けば落ち着く
―よろしくお願いします。東京での生活には慣れましたか
「だいぶ慣れました! 来たときは人の多さが…。普通に歩いているのに、北海道の3倍ぐらい、人との距離が近い。北海道に比べて道も狭いですし、人口も多い分、すごい歩きにくい、歩きにくいって思ってました」
―東京での癒やしスポットなどは見つかりましたか
「川沿いとか、たまに行きたくなります。東京に来てから、自然を感じる機会が減ってしまったので、ゆっくりできる川沿いとかを見ると落ち着きます」
パンケーキが好き スイーツ店に行くのが楽しい
―東京で見つけた好きな食べ物は
「こっちだと何だろう…、スイーツです! パンケーキがすごい好きで、やっぱり東京は見た目とか、すごいSNSで話題のものとかが、電車でひょいっと行けちゃうようなところにあるので、スイーツ店に行くのがすごい楽しいなって思います」
―最近、北海道には帰る機会はありましたか
「今月上旬ぐらいに北海道でお仕事があって、それで少し帰りました。もう半年ぶりぐらいで、すっごく久しぶりだったんですけど、北海道を感じられました! 楽しかったです」
札幌では大通で友達とカラオケに行ったり
―札幌で過ごしていたときの好きな場所は
「大通の方によく遊びに行っていました。放課後に友達と遊んだり、カラオケに行ったりして過ごしていました」
―大通には7月20日に水族館の入った複合施設「モユクサッポロ」がオープンしました
「そうなんですか?! えー、めっちゃ都会になりますね! 初めて知りました」
北海道の味が恋しくて物産展で気分転換
―北海道での好きな食べ物は
「いももちとあげいもです! この前、北海道物産展に行って買いました! 北海道が恋しくなって、道民なんですけど、北海道物産展に行って食べました。懐かしかったです。地元に帰った気分になれたので、いい気分転換になりました」
新曲「見たことない魔物」で初めてセンターに がむしゃらに頑張ったMV撮影
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―新しい四期生曲「見たことない魔物」では初めてのセンターとなりました
「本当に素敵な楽曲をいただいて、ありがたい気持ちでいっぱいですし、この素敵な曲を本当により多くの人に聴いていただきたいなっていう気持ちです。この曲の素晴らしさを伝えられる人になりたいって思いながら、今活動しています」
―楽曲を表現する際、どんなことに気を付けていますか
「今回の曲はすごい応援歌的な要素がすごい多くて、MVの撮影のときは、その(表現する)姿を見て、誰かを勇気づけられるようにしようっていうのをモットーに、みんなでがむしゃらに頑張りました」
日向坂46の四期生でグループ唯一の道産子である藤嶌果歩
撮影時は仲の良い子たちとプールに飛び込みワクワク
―MVではプールの中で踊る場面もありました
「撮影の日が寒かったのと、やっぱり水の中なので踊りにくいっていうのもあったりしたんですけど、プールに入ったのが3、4年ぶりぐらいで。コロナ禍になってから、プールとかであんまり遊ぶ機会もなくなっちゃったので、久しぶりに仲の良い子たちとプールに飛び込んだりするのが、すごいワクワクして、撮影のつらさとかは感じずにはっちゃけちゃいました!」
メンバー内では小西夏菜実と仲良し
―四期生の中でも仲の良いメンバーは
「最近は小西夏菜実と一緒にいることが多いです。すごい見た目と中身のギャップが面白いです」
―小西さんはクールに見える印象ですが、どのへんにギャップを感じますか
「中身がすごい乙女でかわいいです。本当にキラキラしたものとか、かわいい雑貨とか、そういうのを見るのが好きで、そういうところも面白いなって思いますし、話してて共感できるところがたくさんあるので、喋ってて楽しいです」
自身は自覚するほどマイペース
―藤嶌さん自身は他のメンバーからどう見られていますか
「マイペースって言われます。自覚はしてます(笑い)。自分の改善点でもあり、長所でもあるかなって思いながら。普段過ごしていても一番歩くのが遅かったり、自分ルールを崩したくないっていうのは昔からあります」
―では、決めているルーティンなどはありますか
「それでいうと、自分の中でルーティンをつくるのが嫌で、毎日絶対に同じことをしていると自分の中でモヤモヤしちゃうので、毎日新しい刺激を求めて生活しています」
新たな刺激を求めて納豆にチャレンジ
―上京してから新しい挑戦などはしましたか
「最近のチャレンジは納豆を食べるようになりました!」
―元々は苦手な食べ物
「すごい苦手でした。でも東京に来てから、すごい食べられるものが増えて、苦手だったものも食べられるようになりました。めかぶは東京に来て、初めて食べました」
―ネバネバ系が苦手ですか
「そうですね、ネバネバとプリプリ。プリンとか茶碗蒸しとかも苦手です…」
―アイドルは昔から好きでしたか
「ずっと好きでした!」
欅坂46の平手友梨奈が推しメン
―藤嶌さんの推し遍歴は
「私のおうちでは常に音楽番組が流れていたので、AKB48さんや乃木坂46さんもテレビでパフォーマンスする姿は必ず見ていました。小学生のころに欅坂46さんを見て、そこで自分の中でドーンとハマりました!」
―ズバリ推しメンは
「欅坂46さんでは、平手友梨奈さんです。それまではAKB48さんだったり、乃木坂46さんだったり、グループのパフォーマンスだけを見ていたのが、欅坂46さんで個々の内面とか、いろんな姿を知りたいって思うようになりました。推しに関しては、自分には到底なれない存在、神様のような存在というふうに見ていたので、自分と照らし合わせることがあまりなかったです。だからこそ、今自分がアイドルをしているのもちょっぴり不思議です」
日向坂46に入って今まで気付けなかった自分を知れた
―藤嶌さんの明るい笑顔は日向坂46にピッタリだと思います
「でも、自分のことを明るい人だと思ったことがなかったので、この活動を始めてから、すごいありがたいことに『笑顔がいいね』とか『明るいね』って言ってもらえるようになったので、日向坂46に入って良かったなってすごく感じるようになりました。あんまり自分では気付けなかったです」
―特技は書道。始めたきっかけはあるのですか
「姉も兄もみんな習っていたので、その流れで私も小さいころからずっと習っていました。最近はあまり書いていないので不安です。ちょっと書くのが怖いです。絶対衰えているだろうと思って、ちょっぴり書くのが怖いです…」
(つづく)