ファイターズ
江越 脳腫瘍で死去の横田さんを悼む 「天国でまた一緒に野球ができたら」
18日に脳腫瘍のため死去した阪神時代のチームメート 「すごくさみしい」
日本ハムの江越大賀外野手(30)が22日、18日に脳腫瘍のため死去した元チームメートの横田慎太郎さん(享年28)を悼んだ。阪神時代の5年間、共にプレーし、親交が深かった。オリックス戦前に取材対応し、「一緒に戦ってきた仲間なので。すごくさみしいですけど、あいつも、頑張って病気と闘っていたので。僕もしっかりと野球を、あいつの分も楽しんでできたらいいなと思います」と涙ながらに言葉をつないだ。
「野球の神様は見ている」
横田さんは脳腫瘍を患いながら、厳しいプロの世界で戦い抜いた。2019年9月に行われた2軍での引退試合では、病気の影響で視力が低下していたが、今でも語り継がれる「奇跡のバックホーム」が生まれた。その試合には江越も出場しており、「あいつの普段の取り組む姿勢だったり、そういうところがやっぱり…野球の神様は見ているんだなと思いました」と振り返った。
自身のインスタグラムで、ぬいぐるみの写真を投稿した。誕生日に横田さんがゲームセンターのUFOキャッチャーで取ってくれたものだった。「みんなから、かわいがられていた選手だった」と愛された人柄に触れ「天国に野球をしにいったと思うので、また一緒に野球ができたらいいなと思います」と願いを込めていた。