高校野球
【プレーバック】全国高校野球選手権南北海道大会準決勝 北海7-2駒大苫小牧(7月24日、エスコンフィールド北海道)
北海が春夏連覇へ王手
北海が春夏優勝へ王手を掛けた。中盤まで1点差と競った展開だったが、九回に北海が打者9人の猛攻で4得点を挙げて試合を決めた。投手陣も先発の長内陽大投手(3年)が2回1失点、熊谷陽輝投手(3年)が3回1失点とつなぎ、最後はエースの岡田彗斗投手(3年)が4回無失点の好投を見せ駒大苫小牧打線の反撃を封じた。
熊谷は南北海道大会3試合連続本塁打を記録。エスコンの中堅深くに放り込み観客を驚かせた。「ああいう形で芯に当たって入ってくれたので、すごい良かった。高めのボール球だったけど、何とか反応できて良かったです」と振り返った。投打に充実感を漂わせる北海が2年ぶりの夏の甲子園をつかみにいく。
■南北海道大会3試合を投げ、14回無失点の北海・岡田彗斗投手(3年)
「点差がない状況で自分のピッチングができた。真っすぐも思い通りに投げられた」
■ベスト4敗退となった駒大苫小牧の成田翔大主将(3年)
「粘って何とか追いつきたかった。全員でチャレンジャーらしく、泥臭く戦えた」