札幌MF金子拓郎 クロアチア1部ディナモ・ザグレブへ期限付き移籍
期間は23年7月24日から24年7月21日まで
北海道コンサドーレ札幌は7月25日、MF金子拓郎(25)がクロアチア1部GNKディナモ・ザグレブへ期限付き移籍することを発表した。移籍期間は2023年7月24日から24年7月21日まで。
金子は埼玉県出身。前橋育英高から日本大へ進み、同大在学中の19年に翌シーズンからの札幌への加入が決まると、同年3月30日の名古屋とのリーグ戦(豊田ス、0●4)で特別指定選手としてJリーグデビューを果たした。
1年目から大卒トリオとして活躍
プロ1年目の20年から主力として活躍し、同期のDF田中駿汰(26)、MF高嶺朋樹(25、現柏レイソル)と大卒トリオとしてチームの屋台骨を支えた。
プロ4年目となった今季は、主に右WBとしてリーグ戦全21試合に出場。自己最多記録を更新する8得点を挙げるなど、現在リーグ3位の41得点を誇る札幌のキープレーヤーとして存在感を発揮。今月16日のサポーターズデーのエンディングで、ディナモ・ザグレブとの移籍交渉に入ることを発表していた。札幌でのリーグ戦通算成績は123試合出場20得点。
素直にチャレンジしたいと思った ここからが本当の勝負
金子はクラブを通して「この度ディナモ・ザクレブへ期限付き移籍をすることに決めました。まず、シーズン途中に移籍することを申し訳なく思ってます。ただ、このオファーを頂いたときに素直にチャレンジしたいと思いました。自分の年齢を考えたらラストチャンスくらいだと思います。一度きりのサッカー人生、後悔したくないと思いこの決断をしました。特別指定の時期を含め4年半もの間、いつどんな時も熱い応援を本当にありがとうございました。遠いアウェイでも、雨の日でも風が強い日でも、どんなに負けが続いていても、常に熱い応援をしてくれたサポーターにもっと勝利を届けたかったというのが本音です。ただ、最高なサポーターと共に戦えたことを僕は忘れません。また、三上さんをはじめとするクラブ関係者の皆さん、ミシャさん、スタッフ、チームメイト、パートナーの方々、サポーターの皆さん、コンサドーレに関わる全ての方々のおかけで僕はここまで成長することができました。ここからが本当の勝負だと思っています。これから皆様に活躍する姿を見せられるように頑張ってきます。そして金子拓郎は北海道が育てたと、皆様が胸を張って言えるような活躍をしてきます! 4年半もの間本当にありがとうございました!(原文のまま)」とコメントした。