《SHINJOの信条》使った監督が悪いぐらいの気持ちで開き直っていって
■パ・リーグ16回戦 日本ハム1ー3楽天(7月25日、楽天モバイルパーク宮城)
ー(試合後、自ら)
「もうね、どうあがいても勝てない時は、初球からガンガン打つとかね。プレッシャー感じずに自信持って。スタメンで送り出している選手たちはガンガン、キャンプぐらいの気持ちでいってもらわないとね、この壁はぶち破れないから。まあ、みんなつらいっすけど」
ー五回無死2塁の場面。伏見に1度バントさせたが、その後は
「進塁打。悪くないですから、バッティングの調子は。まあ失敗して。まあヒット打ってくれるかなあと。最低でも進塁打。まあもうちょっとですけどね。まあそういうもんでしょ、こういう時は。人生いろんな経験して成長していくと思うから。ここはもうぐっと歯を食いしばって。いつも言っているように、ああいう時もあったよねって強くなった時に話せるように。今は耐えるしかないから」
ー打線は1番から5番を固定した
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「まあ、爆発してくれる選手が。向こうでいう浅村くんみたいな。今、調子良いんで。まあ必ずそういう選手が1人、2人は今後出てくるから、それを待つわけじゃないですけど、待つしかないですからね、こればっかしは。もうやるのは選手だから。選手が、悔しい、情けない、勝つっていう気持ちを前面に出して、ガンガン振っていく気持ちで。負け出すとこうなるんですけど、まあまあ、勝つ負けるは全部僕の責任なんで、選手には思い切ってやってもらう。もうそれしかない、今は」
ー6番・ハンソンがチャンスで凡退。1本出ていれば
「こういう時は言い訳になるし。何言っても。何言っても〝たられば〟になるから。何も言いようがないっす」
ー1番起用の五十幡が4打数無安打3三振
「いや、ちょっと一回下げてみようかなっていうのもありますね」
ーベンチに
「ちゃうちゃう。(打順を)後ろの方に。どっちかいうと相手ピッチャーの。まあデータも何もないんですけどね。ケガする前も調子悪くて、上がってきて。それが辛抱時は辛抱時なんすけどね。そこらへんは歯がゆいですね。硬くなるからボールに当たらないんですよね。ゆったり感がないから、リフレッシュで外してもいいし。リフレッシュというか、出させないと成長しないし。外して試合勘なくしたら、また同じ繰り返しになるし。このへんはね、俺も初めての経験だから」
ー先発の加藤貴は一回に浅村に浴びた2ランだけ
「まあ、あれだけですからね。かみ合うしかない」
ー球団ワーストの14連敗は避けたい
「そういうのは関係ない。もう思い切ってやってくれたら、もうプレッシャー感じずね。もう、ここまできたら、何連敗でも一緒(笑)一緒一緒」
ー新庄監督が選手だったら、あしたの試合はガンガンいく
「もういくね、ガンガンいくし、このスポーツは点を取るスポーツなので、自分が犠牲になっても、勝ちにいくような打席にはしていく。サインが出てなくてもね。俺ならね。で、2ボール3ボールになったら長打を狙いにいくようにね。中途半端なスイングはしない。もう極端にいえば、相手ピッチャーが球種をね、はい、行きますよ真っすぐと、もうイメージしておいて、変化球来たら止まる。真っすぐ一本で、ポイント前にして打ちにいく」
ー阪神時代にも12連敗もあったのでは
「もっとあるんじゃないかな。(14ぐらい?)いやいや12連敗の後1勝して2勝して8連敗とか、その経験はしていてね。選手の時は何とか俺がっていう思いが強すぎての空回りもありました。周りが打てなかったから」
ーみんな勝ちたいという気持ちは同じ
「でも、経験していないから。俺は何年も経験しても、そういう状況だったから。1年間、戦った人いないじゃないですか。これはもう、この経験を生かしてもらって、来年、再来年と大きくなっていくと。成長は早いと思うんですよね。21歳、22歳、23歳のこの中で、ポーンとワンランク上がっているので。ここでまあつまずくのは仕方ないっすよ。ここからポーンといってくれたら。いかせる努力はするし、自信もってスタメン、しっかり考えて出していく。まあまあ、使った監督が悪いぐらいの気持ちで開き直っていってもらいたいですね」