「Ｋ･Ｋコンビ」爆誕！ 貴重な適時打で北山の６勝目アシストした清宮 ほっこりする試合前の爆笑トーク
■パ・リーグ１８回戦 日本ハム９－５楽天（７月２７日、楽天モバイルパーク宮城）
同学年の仲良しコンビが躍動
日本ハム・清宮幸太郎内野手（２４）が２７日、楽天戦に「３番・三塁」で先発出場。五回に貴重な追加点となる右中間適時三塁打を放ち、同学年で「Ｋ･Ｋコンビ」の〝相棒〟北山亘基投手（２４）の今季６勝目をアシストした。チームのカード勝ち越しに貢献し、「取って取られての展開だった。ガツっと中押しができたので、そこがすごく良かった」と声を弾ませた。
互いに高め合う２人には実はこんなやりとりが…
２５日カード初戦の練習前。隣同士でウォーミングアップをしていた清宮と北山は、イニシャルが同じであることに気付いた。清宮は「きたやまこうき？ うわ、同じＫ･Ｋじゃん！」と大興奮。早速その場で、漫才コンビのようなやりとりが繰り広げられた。
北山「僕、４月生まれなので先輩っす！」
清宮「真似すんなって。めっちゃ好きじゃん。俺のこと～」
北山「逆な！」
清宮「え～Ｋ･Ｋ～！」
まさかの「打率」で競り合う２人
「Ｋ･Ｋコンビ」結成に沸く中、打撃練習の打順が書かれたボードを持って高市打撃投手が登場。北山に「代打の切り札ね！」と声を掛けた。
清宮「打率なんぼ？」
北山「２割８分６厘！（ドヤ顔）」
清宮「え～負けてる～」
北山「俺の勝ち～！」
２年目右腕は交流戦でプロ初打点を挙げるなど大活躍。一方の清宮は２５日の試合前時点で打率.２８４だった。負けていられないと発奮し、４試合連続安打をマーク。この日は５打数１安打１打点で、くしくも北山と同率の.２８６まで上げた。
北山の優しさが表れるエピソードに清宮が激しくツッコミ
仲が良い２人の会話はなかなか途切れない。北山が炎天下の鎌ケ谷で調整中、寮前にいた警備員に飲み物を差し入れ、ＳＮＳでバズったことが話題に上がった。
北山「バレましたか。僕の人間性が、隠し切れなかったですね。人は見ていますよ」
清宮「それは、だまされている！」
北山「まぎれもない事実だから」
清宮「やらせだ！ やらせ！ 完全にやらせだ！ ＳＮＳでバズるなら何でもする（笑）」
北山「自分だったらそうするから、そういう思考回路なんですよ。素直に受け取れないのは、思考回路がねじ曲がっている」
清宮「いやいや、（北山の）人間性を分かっているからそう言える」
