【一問一答】仙台〝凱旋〟で猛打賞の郡司 「本当はヒーローインタビューで後輩たちに『おめでとう』と言いたかった」
■パ・リーグ18回戦 日本ハム9-5楽天(7月27日、楽天モバイルパーク宮城)
日本ハムの郡司裕也捕手(25)が27日、楽天戦に「7番・DH」で先発出場。仙台育英高時代を過ごした杜の都で、二回に逆転の右中間適時二塁打を放つなど、4打数3安打3打点と躍動した。試合後の一問一答は以下の通り。
―3打点をマークし、五回にはプロ初盗塁も決めた
「初盗塁、うれしいっすね。なかなか普通に走っても決まらないので、ああいう形(重盗)で」
―足が速い
「隠しているんで。まだ他球団にはバレてないんで。すごいところで走りたいと思います」
―二回の逆転打は逆方向へ
「やっぱり、チャンスの時のセンター返しはやっぱ基本だと思うので。甘いところに来たので1発目で仕留められて良かったです」
―五回のタイムリーも逆方向
「でも、あれは何振ってもヒットになる流れだったので。もう、何が来ても振ろうと思ってました」
―楽天モバイルパークでの試合は高校3年の夏以来
「8年ぶりぐらいですかね。なんか感慨深いですけど。本当はヒーローインタビューで後輩たちに『おめでとう』って言いたかったんですけど、忘れました。書いておいてください」
―中日からトレード移籍し、仙台に来られる機会が増えた
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「そうですね。北の地が強いかなって。千葉から仙台に行って1回、名古屋に行ったりしましたけど。北海道に行って、北に行けば行くほど強いのかなと、勝手に」
―久しぶりの仙台でおいしいものは食べたか
「初日に牛タン食いました」
―仙台のいいところは
「やっぱり人が温かいというか。今日もヒーローインタビューの時も、また僕のことを知ってくれている方が。まあ楽天ファンですけど、声掛けてくださったりとか。そういうなんか、人の温かさというか。そういうものをやっぱり感じますね」
―一番の思い出は
「あんまり街に出てないですけど、(2015年甲子園で)準優勝して帰ってきた時に仙台駅がハリウッドスターの凱旋みたいに、人がすごくて。それが一番の思い出です。球場自体は結構、新しくなっちゃったりしてるんですけど、なんか落ち着きますね」
―高校時代の知り合いも来ていた
「今日はどうですかね。昨日とかは結構、来てたんですけど。出ずに終わっちゃったんで。高校の同級生。福島に親戚がいっぱいいるんで」
―その分、今日は力が入った
「最近、試合に出られてなかったんで。ちょっと今日は発散してやろうと思って。頑張りました」
―母校・仙台育英は昨夏の甲子園を制し、この夏も甲子園出場が決まった
「今、監督も違うので、ちょっとチームカラーもだいぶ違いますし。めっちゃ強くなったなっていう。すごい細かいところまで徹底されてて、すごい強いチームになったなって思いますね。刺激になりますね」
―DHで出ることに関して慣れは
「DHはドラゴンズのファーム時代から結構出ていたので。そこのやりづらさはあんまりないですね」
―チームは連勝。今後に向けて
「最初はちょっと活躍して、オールスター休み前後、ちょっと調子を落としてだったんですけど。最初だけって言われないように、結果を出し続けて、レギュラーの座をつかんでいきたいなと思います」