ポンセ 30日オリ戦に先発「ベストを尽くして投球できれば」
前回登板23日オリックス戦で約3カ月半ぶりに戦列復帰
日本ハムのコディ・ポンセ投手が、30日に行われるオリックス戦(エスコンフィールド北海道)に先発する。4月に左膝を故障した右腕は、23日のオリックス戦(ほっともっとフィールド神戸)で約3カ月半ぶりに1軍復帰。七回途中5失点で敗戦投手となったが、103球の熱投で復活を印象付けた。中6日で臨むマウンドへ向けて「毎日ベストを尽くしながら、強度を持って練習してきたよ」。確固たる自信を胸に今季初勝利を目指す。
体をリラックスさせるため練習前に歌
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登板を翌日に控えた29日、ポンセはリラックスした表情で調整を進めた。全体練習前にはいち早くグラウンドに姿を現し、上機嫌で歌唱する場面も。「シーズンは100試合以上あって長いので、リラックスするためによく歌ったりする。米国時代にも試合で楽しめるように、スタジアムで歌っていたよ。(お気に入りは)特になくて、耳で聞いて気持ち良い曲を口ずさむんだ」と、独自のリラックス法について説明した。
再び対戦する猛牛打線をきっちり研究
久々の1軍登板となった前回は、高揚感から自然と体に力が入った。それでも「全然大丈夫。問題ないよ」とコンディションは万全。この1週間は投球動作など、細かな部分を念入りにチェックしたという。再び対戦する猛牛打線もきっちり研究した様子で「先週見た資料でも、ここ3日間も、向こうのチームはすごくいい状態だね。明日登板したときに、どのくらいできるか。自分のベストを尽くしながら投球できればと思っているよ」。持ち味のパワーピッチングで、強力打線をねじ伏せる。