《SHINJOの信条》今日はこういう負け方したので、花火もう1000発増やしてもらおうかな
■パ・リーグ15回戦 オリックス4-3日本ハム(7月29日、エスコンフィールド北海道)
―(試合後自ら)
「うわー。最後の打球はもう紙一枚。ね。もう、またタラレバになるけど、数ミリ下をいっていたら、かーんと右中間に強い打球。でもね、清宮くんも打席内容はめちゃくちゃ良いので、これから上がってくるんじゃないですか、さらに。以上。何かある?」
―伊藤が三回で降板した
「ね。ブルペンでめちゃくちゃ調子良かったみたいで。そういう試合のときっていうのは、そのままね、マウンドにいって、崩れるっていうところがあるらしくて。逆にブルペンが悪い方が丁寧にいく。まあでも、こういう早い回にマウンドを降りて、次は修正してくると思うから。期待します」
―(二回)挟殺プレーで失敗
「挟殺の練習しないといけないですね。もうちょっと追いかけて良かったかなーって。伊藤くんに渡す前に。伊藤くんのプレーの前に、もっとホームベースからサードに追いかける。あれ伊藤くんが最初でしたっけ?」
―いえ、6ー2ー5-1だった
「違うよね。2か」
―三塁方向に追いかける
「そうそうそう」
―郡司に代走を出さなかったのは捕手がいなくなるからか
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「そうそう。でも郡司くん速いんですよ、意外と。足。走り出したら。全然、1点差で負けましたけど、これは切り替えられるゲームだったので。明日明日。今日はこういう負け方をしたので、花火ね、もう1000発増やしてもらおうかな(笑)。7000発にして(笑)。はい」
―清宮は何が良くなったか
「タイミングの取り方が早くなりましたよね。あとは、捉えるまでの力感がこう、素直にボールに入っていくところが良くなったと思いますね」
―野村に1本が出た。抹消前に比べて変化は
「あのね。ちょっとバットを変えたんですよね。新しいバットに変えて。全然、弾きが違うというところ。バットに任せるぐらいの気持ちで、打席で余裕を持って。僕は米国のバットを使い始めたときに、7~8メートル(飛距離が伸びた)。昔はタモっていう木があったんですけど、それからメープルに変えた。ヘッドの重さを利用してコンッ、ポンッってボールにぶつけるだけで弾きが全然違う。だから『バットに任せてみよう!』って。そしたらホームランが増えた。そういう気持ちでね。打撃フォームのことばかり考えずに。バットを信じて、ぐらいの気持ちで。バットのヘッドの重さをボールのスピード利用してコンッって打てば、良い感じになる。(打球が)上がらなかったら三遊間とかセンター前に抜ける。打球のスピードが速かったら抜けていく確率が高いので。振ろう、振ろうとしすぎなくて良いかな。それで(コツを)つかんだら全員にそのバットを使わせる(笑)」
―バットは監督から
「そうそう。去年も結構、言ってたんですよ。よくバットが折れていたでしょ? もったいないなぁってずっと思っていた。『1回変えてみて』ってアドバイスしました」
―形だけでなく材質も変わったか
「ちょっとタイカップ気味にしました。でも難しいバットの形をしてます」
―形も監督からアドバイスしたか
「それは野村くんが自分で。俺はどっちかというとバリー・ボンズタイプを使ってほしい。グリップが太くてタイカップ型で、短めに持ったらもっと確率が上がると、もの凄く思うんですけどね。人それぞれ合う合わないがあるからね。俺も昔は細~いバットを使っていたから。太くしたら打率も上がってホームランも増えた。不思議な現象があったので」