コンサドーレ
2023/07/31 19:50

戦線復帰した札幌MF青木亮太「自分がやれることをやる」 超攻撃的サッカー復権へ巻き返し図る

練習中に笑顔を見せる青木(中央左)=撮影・工藤 友揮

■7月31日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

30日の練習試合・朝鮮大学校戦で実戦復帰 

 北海道コンサドーレ札幌は8月2日の天皇杯4回戦・柏戦(三協F柏)に向けて、練習前に約1時間のミーティングを実施。その後、前日に行われた練習試合(朝鮮大学校戦)の出場メンバーはボール回しなど軽めの調整を行い、それ以外の選手はパス練習などで汗を流した。

 故障での離脱が続いていたMF青木亮太(27)は長期オフ明けから全体練習に完全合流し、30日の練習試合でも40分間プレー。昨季のチーム得点王が中断明けの公式戦で巻き返しを狙う。

左シャドーで40分間プレー 浅野の先制ゴールをお膳立て

 青木は朝鮮大戦の1本目に左シャドーで出場し、40分間プレーした。5月24日のルヴァン杯・横浜M戦(札幌ドーム、3〇2)以来約2カ月ぶりとなる実戦。体力面でブランクを感じたそうで「なかなかすぐに(体力が)戻ってくるものではないですが、ちょっとずつ戻していきたい」

 それでも持ち前の高い攻撃センスを発揮し、前半6分にMF浅野雄也(26)の先制ゴールをアシスト。鮮やかな浮き球のパスを供給した。浅野は「亮太くんのパスが最高でした」と称賛。青木もまた「雄也の動き出しが良かった」とたたえ、「前の2人(浅野、FW小柏剛)とうまく連係が取れました」と、攻撃面での手応えをつかむことができた。

負傷続きの今シーズン 苦しむ昨季のチーム得点王

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