ファイターズ
野村が1軍復帰後初打点 試合後は居残り練習「ホッとして良かったと思っている暇はない」
■パ・リーグ14回戦 日本ハム3ー2ロッテ(8月1日、ZOZOマリンスタジアム)
タイムリーを放ったビジター試合後に打撃練習
日本ハムの野村佑希内野手(23)が1日、ロッテ戦(ZOZOマリン)に「6番・DH」で先発出場。四回に、7月28日の1軍復帰後では初打点となる適時二塁打を右中間に放った。
野村が球場を出たのは、試合終了から40分後だった。チームバスには乗らず、居残りで打撃練習を敢行。打撃不振で2軍再調整を経験した。「打てないので、練習するしかない。練習量は確保しようと思って。1軍に戻ってきたので試合前にも打って、試合後にも打って。とりあえず、そこに対しての不安はなくそうかなと、しっかり練習しています」と大粒の汗を拭った。
1打席目の凡退生かす 7月13日以来の打点マーク
3試合連続でスタメン起用され、結果を残した。二回無死一塁で迎えた第1打席は、相手先発・メルセデスの前に3球三振。「1打席目はちょっとタイミングが遅かったので(四回は)早めに取って。一、三塁だったのでそんなに気負わずに。1死でしたし、何とかなるかなと思った」。メルセデスの初球を右中間に運び、7月13日の楽天戦以来となる打点を挙げた。
それでも、満足感はなかった。「ホッとするとかないですよ。結果を出さないといけないですし、ホッとして良かったと思っている暇はないので。(スタメンで)出るために人より打たないといけないですし、きょうも1本なので。万波、マルティネスみたいなところで打ったりしていかないと、まだまだかなって思います」と表情を引き締めた。