コンサドーレ
札幌U-18FW出間 トップチーム長期帯同でさらなる成長目指す「呼ばれたら活躍できるよう準備を」
天皇杯3回戦V大分戦で2得点
北海道コンサドーレ札幌U-18のFW出間思努(18)が、夏休み期間を利用してトップチームに長期帯同中だ。2種登録選手としてトップ登録されている出間は今季ここまでカップ戦3試合に出場。7月12日に行われた天皇杯3回戦ヴェルスパ大分戦(レゾド、5〇2)では公式戦初ゴールを含む2得点を挙げチームの勝利を決定づけるなど存在感を見せた。29日からは再びトップチームに合流。U-18の青森遠征以外は基本的にトップチームで練習を行う予定だ。夏休みに入ってU-18の他選手も日替わりで練習に参加しており、「1人(で参加する)よりは気楽です」と笑顔を見せる。
クラブユースでは気温40度超の中で試合
トップチーム合流直前には、群馬県で23日から行われていたクラブユース選手権に出場。出間はグループステージ3試合で2得点をマークしてノックアウトステージ進出に貢献したものの、トーナメントの初戦で大分に1-2で敗れ涙をのんだ。「チームもベスト16で終わってしまって悔しいし、自分も2得点だけだったので成長して活躍できるようにならなければと思いました」。暑さ対策として群馬県内で行われた試合は全て午前8時45分キックオフ。それでも大分との試合では気温40.2度(公式記録)を計測した。「群馬はめちゃめちゃ暑かったです」と苦笑いを浮かべながら、過酷な環境で行われた自身最後のクラブユース選手権を振り返った。