ゴルフ
2023/08/05 21:15

小祝さくらが首位と2打差「ビッグスコア出して上がらないと」地元で逆転の通算10勝目へ【女子ゴルフ・北海道meijiカップ】

首位と2打差で最終日へ向かう小祝さくら(撮影・西川薫)

■北海道meijiカップ
▽予選ラウンド最終日(8月5日、北広島・札幌国際カントリークラブ島松コース、6593ヤード、パー72)

初日はスコア64で単独首位も

 単独首位で出た北広島市出身の小祝さくら(25、ニトリ)は、1バーディー、1ボギーの72。スコアを伸ばすことができず、首位と2打差の単独4位で決勝ラウンドに進出した。7月のミネベアミツミ北海道新聞カップに続き、逆転での今季2勝目を狙って最終日に挑む。

 スコア64で単独首位に立ち、トーナメントレコードにあと1打と迫った初日とうって変わって、フラストレーションのたまるゴルフだった。最終18番パー5では、2メートルのバーディーパットを沈めることができずホールアウト。「パットもそうですけど、今日はショット。アイアンが全然ライン(狙った球筋)が出てなかった」と肩を落とした。

独特な風に「読みも難しかった」

 前日4日はコース独特の風がなりを潜めたが、この日は選手たちを悩ませた。「特に16番(パー4)は、風読みも難しかった」。フェアウェーから残り130ヤードの第2打はグリーンを捉えたが、ピンをオーバー。下りの難しいバーディーパットを決めることはできなかった。

先月、道勢3人目の地元Vも 地元2勝目はまだ一人もいない

 ただ4位後退も悲観することはない。首位とはわずか2差。7月のミネベアミツミレディス北海道新聞カップで北海道勢3人目の地元Vを成し遂げたが、地元2勝目を挙げた選手はまだいない。「最後1日もビッグスコアを出して上がらないと、良い位置にはいけない。ショットの修正をしっかりやって、攻めていけたら」。すぐに練習場へと向かった練習の虫が、生まれ故郷で節目となる10勝目を引き寄せる。

 

 

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい