ファイターズ
伊藤 続く苦心のマウンド 五回途中KOで4戦勝ちなし
■パ・リーグ16回戦 ソフトバンク11ー6日本ハム(8月5日、エスコンフィールド北海道)
勝利投手目前で降板 4回⅓を投げて10安打5失点
日本ハムの伊藤大海投手(25)が5日、ソフトバンク戦(エスコンフィールド北海道)に先発。味方が4点を勝ち越した直後の五回に3点を失い、勝利投手の権利を目前としながら、4回⅓を投げて5失点(自責点4)で降板となった。
試合後、取材に応じ「何もないですね…。申し訳ないなという…」と猛省。「1軍で投げさせてもらっている以上はあまり言いたくないですけど、実力不足だと思うので、またしっかり練習するしかないなと思います」と言葉を振り絞った。
前回登板の悔しさ晴らせず 元チームメートの近藤に痛打
前回登板した7月29日のオリックス戦は、プロ入り後、自己最短3回4失点(自責3)でKO。屈辱を期して臨んだマウンドは、伊藤にとって厳しい展開となった。
一回、二回に1点ずつ失い、4点リードをもらった直後の五回。1死一、二塁から元チームメートの近藤に右中間2点二塁打を浴びた。なおも1死一、三塁で今宮に中前適時打を許し、1点差とされたところで交代を告げられた。