(降雨コールドゲーム) 

ルーキー矢沢が先発登板し１回完全　石井が本塁打含む２安打４打点

　日本ハム２軍は本拠地の鎌ケ谷で西武と対戦し、７―６の降雨コールド（八回表）で勝利した。

　一回、５番の石井一成内野手（２９）が３ランを放ち、幸先良く先制した。３―４とされた三回には再び石井が打棒を振るった。１死一塁で適時二塁打をマーク。試合を振り出しに戻した。

　その後、４―６と突き放されたものの打線は粘りを見せた。五回に王柏融外野手（２９）が７号ソロを叩き込んで１点差。続く六回には無死満塁で１番の谷内亮太内野手（３２）が左翼へ逆転の２点タイムリーを放った。

　投げては先発した二刀流ルーキーの矢沢宏太投手兼外野手（２３）が１回を打たせて取ってパーフェクトに封じた。２番手登板した山本晃大投手（２４）は２回４失点。３番手の長谷川威展投手（２３）も２回２失点と打ち込まれたが、４番手の生田目翼投手（２８）が六回の１イニングを無失点に抑えた。八回、西武の攻撃中に雨脚が強まり、コールドとなった。