ファイターズ
2023/08/06 20:20

道産子サウスポー福田俊 16試合連続無失点 ギータ斬りで〝左キラー〟本領発揮

七回、3番手で登板した福田(撮影・村本典之)

■パ・リーグ17回戦 ソフトバンク6ー1日本ハム(8月6日、エスコンフィールド北海道)

七回に3番手で登板 2死三塁のピンチ迎えるも無失点

 完敗の中にも、確かな光はある。日本ハムの福田俊投手(26)が6日、エスコンフィールド北海道で行われたソフトバンク戦の七回から3番手で登板。1イニングを投げ切り、16試合連続無失点とした。安定感ある投球を続ける道産子左腕はワンポイント、イニングまたぎと持ち場を問わずマウンドで躍動する。

左封じが使命 この日も強力打線の中軸を手玉

 〝左キラー〟ぶりが際立っている。今季の対左打者の被打率は0割台。この試合でも左打者4人と対戦し、いつもと同じように安打を許さなかった。まずは先頭の三森を空振り三振。1死後には死球と暴投でピンチを背負いながら、牧原大、柳田と続く相手の中軸を内野ゴロに仕留めた。

 左同士の対決を制することが生きる道だと自覚している。「特にソフトバンクは左の良い打者がつながっている。走者は1人出しましたけど、そこをゼロで帰って来られたのは良かったかなと思う。自信にもなります」と、強力打線を封じることで大きな手応えを得た。

好打者から納得の奪三振 「イメージ通り、意図した通り」

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