11日ソフトバンク戦先発の上沢 夏バテ知らずのエースが8勝目狙う
2週続けてタカ打線と対戦 「何を打たれたか覚えているのでイメージしやすい」
日本ハム・上沢直之投手(29)が、今季8勝目を懸けて11日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発する。2週連続でタカ打線と相対することになり、「やったばかりですし、ある程度、何を打たれたか覚えているのでイメージはしやすいです」と自信をのぞかせた。
前回登板4日は、7回4失点(自責2)で勝敗付かず。一回に柳田に先制弾を浴び、1点リードの七回には柳町に一時逆転となる2点適時二塁打を許した。「この前の試合で柳町にいいところで打たれたし、タイミングもずっと合っていたので対策を考えてやらないといけないなと思いました。あとはギータさん(柳田)に打たれたので」と警戒した。
新庄監督から「上沢くんの季節がやってきた!」
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シーズンもいよいよ佳境に入る。7月28日のオリックス戦で7勝目を挙げた際には、新庄監督が「上沢くんの季節がやってきた!」とコメント。調子を上げているエース右腕は、夏バテ知らずだ。
「夏の方が、むしろ飯を食べられる。飯を食べられない意味が分からないです。(体重が減ることは)全然ない」とキッパリ。冷たいうどんやそうめんでエネルギーチャージし、「(夏が)得意なのか分からないですけど、夏バテしている感じないです」と頼もしい。
登板翌日には母校が夏の甲子園に出場
12日には夏の甲子園に出場する母校・専大松戸高が初戦を迎える。「僕が投げた次の日ですね。いい報告できるようにしたいです」。後輩たちへ勝利のバトンをつなぐ。