12日ソフトバンク戦に先発の伊藤大海 甲子園球児から刺激「僕も頑張らないと」
2桁安打浴びて五回途中に降板した前回対戦のリベンジ
日本ハムの伊藤大海投手(25)が12日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発する。5日の前回登板でも対戦し、五回途中10安打5失点(自責4)と打ち込まれた。11日は敵地で最終調整を行い「打線はすごく活発なので、1番から9番まで気を抜けない。無駄な出塁だったりをしっかり最低限に抑えていきたい」とリベンジへの意気込みを語った。
7月4日の同戦以来、勝ち星から遠ざかっている。迷いを抱えながら過ごす日々。ふと目を奪われたのは、がむしゃらに白球を追う甲子園球児たちだった。
泥まみれになっている球児を見て
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「(甲子園を)見てます見てます。僕は夏の甲子園は出たことがないので、いつも大変そうだなと思いながら(笑)。でも、やっぱりああいう泥まみれになってやっている姿を見ると、僕自身も頑張らないといけないなと思う。今、プロ野球選手としていろんなことに悩んだり、楽しめたりっていうのはすごく幸せなこと。そういうところもすごく感じながら、これから一戦一戦やっていけたら」
警戒するのは相手の主軸。「本当にどの打者も怖いですけど、やっぱりキーになるのは近藤さんだったり、その前の柳田さんだったり」と、球界を代表する強打者2人の名前を挙げた。同じ失敗は繰り返さない。高校生たちの手本となるような、気持ちのこもった投球を見せに行く。