ファイターズ
《ハム番24時》8月11日
左手中指の打撲で出場選手登録を抹消されている上原が1軍に合流した。13日の先発を務める可能性が高い。早期復帰のメドが立ち、表情は明るかった。
2日のロッテ戦(ZOZOマリン)に登板し、三回途中に打球を指に当てて緊急降板した。「グラブに当たって、たぶん跳ねた球が当たっているんですよね」と当時の様子をあらためて説明。ベンチ裏に下がり、痛みを感じたが、続投の意思があったという。
試合は序盤から荒れ模様で、進行が遅かった。上原は首脳陣の指示に従い、交代した。「あと20分くらい待ってくれたら投げられそうだなと。でも、ただでさえ試合が長かったのに、これ以上待たせたらヤバイと思いました」と冗談交じりに笑った。
結局、患部は腫れ、爪の下が黒く内出血したそうだが、軽傷で済んだ。「翌日からバンバンキャッチボールをしていました。まだ触ったら痛いですけど、投げることに関しては全く問題ない」と涼しい顔。とにかく大事には至らず、ひと安心だった。