稲葉ＳＣＯのＧＭ就任も近く発表

　今季限りで退任する栗山英樹監督（６０）の後任が、球団ＯＢの新庄剛志氏（４９）に決まったことが２６日、関係者への取材で分かった。２９日にも正式に発表する見込みだ。
　体制を一新して来季へ臨む。新庄監督、稲葉ＧＭ（ゼネラルマネジャー）で３年連続パ・リーグＢクラスの立て直しを図る。新庄氏は１９９０年、ドラフト５位で阪神に入団。米大リーグでのプレーを経て、２００４年に日本ハムで日本球界に復帰し、０６年限りで現役を引退した。周囲を驚かせるパフォーマンスでファンの注目を集め、０６年には球団を４４年ぶりの日本一に導く活躍を見せた。
　稲葉篤紀ＳＣＯ（スポーツ・コミュニティ・オフィサー）のＧＭ就任も近く発表される予定となっており、北海道移転後、球団の礎を構築した２人がタッグを組み、チームを生き返らせる。