コンサドーレ
9戦ぶりゴール決めた札幌MF浅野 「流し込むだけだった」
■J1リーグ第23節 札幌1-1鳥栖(8月12日、札幌ドーム)
チームトップ今季9得点目「やっと取れた」
待望のゴールだ。北海道コンサドーレ札幌のMF浅野雄也(26)が、チーム3戦ぶり、自身も9戦ぶりの得点となる先制点を決めた。後半の終盤に同点に追いつかれて試合は引き分けに終わったが、ケガ人続出、得点力不足に悩んできたチームの希望の光となった。
アシストの中村に感謝
後半4分、FW小柏剛(25)が自陣左サイドでルーズボールをキープすると攻撃のスイッチが入った。MF小林祐希(31)、DF福森晃斗(30)を経由して前線に走り込んだDF中村桐耶(23)にパスが渡ると、浅野も自慢のスピードを生かしてゴール前に駆け上がった。相手DFにプレスを掛けられた中村が最後に横パスを出すと、フリーの状態で受け、冷静に左足でゴール右に流し込んで今季9得点目を奪った。試合後は「本当に流し込むだけだったので、結構、緊張したけど、(中村)桐耶には感謝したい」と、相手の背後を突くランニングを見せたアシストの中村を讃えた。