【タイトル未定リレーコラム】⑥冨樫優花 古着が好きな理由
北海道発の4人組アイドルグループ「タイトル未定」の連載コラム第6回目は冨樫優花(撮影・小田岳史)
「アイドルになって良かった」
冨樫優花です。先日行われた「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)」に参加しました。今年は「アイドルになって良かった」と何度も思わされるTIFでした。昨年、メインステージ争奪戦でファンの皆さんと勝ち取って今年も出演させていただけたこと、個人的にも、憧れのJuice=Juiceさんや、虹のコンキスタドールさんの原田珠々華さんと一緒にステージに立たせていただけたこと、どれも夢が叶った幸せな時間でした!
TOKYO IDOL FESTIVALに出演したタイトル未定(TSUIMA提供)
業界を引っ張っていく存在になるには
そんなハッピーな気持ちの反面、今の自分やグループの力不足を感じる瞬間がたくさんありました。この先、アイドル業界を引っ張っていく存在になるには、単純にパフォーマンスであったり、そもそも人として、アイドルとして、表現者として、今以上の努力をしなければグループを広げていけないと強く感じました。人一倍負けず嫌いですし、本当に悔しかったのが、体調を崩してしまい、思ったような歌やパフォーマンスをお見せすることができなかったことです…。楽しみにして下さっていたファンの皆さんにも申し訳なかったです。
来年はとにかく体調万全で、悔いの残らない100%のパフォーマンスをお届けしたいです! 新たな気持ちで、来年の夏に向けてまた1年頑張ろうと思います。そして改めて、ライブアイドルという文化が素敵だなとTIFを通して感じることができました。今この世界で挑戦させていただいていることがとても幸せです。
ライブハウスの向いにある古着屋さんが好き ハロウィンのコスプレはキキ
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1回目のコラムでも少しお話をさせていただいたんですけど、私は古着屋さんによく行きます。定期公演を行っているライブハウス「mole」の向かいにある「I LOVE STORE」というお店が好きです。定期公演でのコスプレ衣装も買いに行ったりします。ちなみにハロウィンのコスプレでは、ジブリ映画「魔女の宅急便」の主人公・キキの格好をしました。
魔女の宅急便の主人公・キキのコスプレをする冨樫優花(TSUIMA提供)
昭和アイドルを好きになってから70、80年代のデザインが好きに
松田聖子さんや、中森明菜さんの昭和アイドルを好きになってから、70年代とか80年代のデザインがすごく好きになりました。昭和時代の古き良きものが好きなので、時代の流行とかにあんまり左右されないような服が好きです。中学生のときは、きゃりーぱみゅぱみゅさんも好きで、真似して「ゆめかわいい」みたいな時期もありました(笑い)。
持っている古着の一部(TSUIMA提供)
東京でボイストレーニングがあったときにも古着屋さんに行って、4着ぐらい買いました。すごい安くて、特に違和感なく買ったんですけど、帰って見てみたらワンピースの後ろの部分がどっちも穴が空いてて…。他の服もすごい汚れてたりで、ちゃんと見て買っているつもりなんですけど、残念でした…(笑い)。
札幌よりも自然を身近に感じられる旭川の常盤公園
旭川にいたころはよく常盤公園に行っていました。近くに河川敷もあって、1人になりたいときとか、夏休みでも時間があったらいつも行ったりしてましたね。本当に川を見ながら、ボーッとしているんですけど、落ち着きますね。札幌よりも自然を身近に感じられるので、常盤公園には行きましたね。
ワンマンライブ「浸る大地」は9月5日 今回はもっと皆さんと一緒につくる
来月5日には2回目の「Zepp Sapporo」でのワンマンライブ「浸る大地」があります! 2月に行った前回はやり切った感がすごくて、出せるものは全部出し切った感じでした。今回はもっと皆さんと一緒にライブをつくっている感じを、もっと分かりやすく出せたら楽しいんじゃないかなと思っています。タイトル未定も「地元の顔になる」っていう目標のスタート地点に立てたような気がしているので、もっとパフォーマンスとかで北海道自体を引っ張っていけるような、今後につなげられるようなステージにできたらいいと思っています。