ファイターズ
育成から支配下復帰の王柏融が1軍合流 新球場は「素晴らしい。すごく新鮮」
今季初の1軍
今年7月に育成から支配下契約を結んだ日本ハムの王柏融外野手(29)が15日、エスコンフィールド北海道で行われたロッテ戦に合わせて出場選手登録された。今季初の1軍の舞台。待ちに待ったチャンスがようやく訪れ「絶対に1軍に上がるという気持ちでファームのコーチと一緒にやってきて、ここにつながった」と闘争心をかき立てていた。
チームに合流し、新球場の雰囲気を肌で感じた。あらためて「素晴らしい球場。すごく新鮮」と目を輝かせた。1軍メンバーとも久しぶりの再開。「ワクワクしていますし、興奮していましたけど、ちょっとずつ落ち着いてきました」と表情を緩めた。
「あとは試合でどういう結果につながるか」
台湾から来日して5年目。母国では、シーズン打率4割や三冠王など、群を抜く成績を残していたが、日本球界では大きな壁にぶつかっている。当然、求められているのは打撃力。自らの長所は理解しており「状態は悪くないと思う。あとは試合でどういう結果につながるか。打席に立ちながら調整していく」と出番に備えていた。