【一問一答】本格的な投手調整がスタートした矢沢 2軍戦でプロ初被弾も「イニングを増やしていくのがすごく楽しみ」
■イースタン・リーグ14回戦 巨人4-3日本ハム(8月15日、鎌ケ谷スタジアム)
日本ハムのドラフト1位ルーキー・矢沢宏太投手兼外野手(23)が15日、2軍巨人戦の七回に登板し、1回1安打1失点だった。プロ入り後初めて本塁打を許したが、2三振を奪うなど球威は上々。入団後は主に打者としての起用だったが、今後は投手を軸に調整を進める。先発挑戦も視野に入れ、登板イニングを伸ばしていく見込みだ。試合後の一問一答は以下の通り。
―本格的な投手での調整が始まった。今までと違う気持ちでマウンドに
「元々、きょう鎌ケ谷で投げることは決まっていたので、そこに関しては特に変わりはないけど、ここからイニングを増やしていくのはすごく楽しみ。きょうも前回より良いボールが多かった。打たれてしまったけど、ボール自体は少しずつ良くなっているので、すごい楽しみだなって思います」
―内容は良かった
「そうですね。今日はスライダー、カーブ、チェンジアップを1イニングで全部投げられたことだけでも、だいぶ僕の中では良かったなと思います」
―今は被弾も気にしないか
「そうですね。1軍だったら結果ですけど、2軍ではどういうボールを投げるか。もっと自分が仕上がってくれば、きょうも状況は1点差だったので、(点を)取られちゃいけない場面ですけど、まだそういう段階でもない。とにかくストライクゾーンの中に、より良いボールを投げていくっていう感じなので。そこまで結果は、今は関係ないかなって感じですね。次やったときに抑えられればいいです」
―1軍首脳陣から、今後の方針はどう伝えられたか
「イニング数を伸ばしていこうかと話をしてもらいました。野手との兼ね合いもあって、投手で調整できる日数は限られてしまう。限られた日数の中で投手の経験を得るためにも、長いイニングをやっていこうと」
―2軍では投手がメインになるか
「(登板日を)決めて、登板の間に野手で出るという感じだと思います」
―きょうは1イニング。これからイニングを伸ばす上で必要なことは