【一問一答】2勝目懸け17日ロッテ戦に先発する根本 クイック改善に着手「自分の思った球がいかなかった」
日本ハムの根本悠楓投手(20)が17日、エスコンフィールド北海道で行われるロッテ戦に先発する。前回10日の西武戦(エスコン)で今季初勝利を挙げたばかり。2勝目を懸けてマウンドに上がる3年目道産子左腕が16日、調整を終えて意気込みを語った。一問一答は以下の通り。
―前回登板も踏まえ、1週間の調整で意識してきたことは
「クイックがちょっと自分の中でしっくりきていなかった部分があったので、クイックになったときにちゃんとした球がいくようにキャッチボールから意識していました」
―3ランを被弾したときもクイックに問題があったのか
「ランナーがいないときよりは、自分の思った球がいかなかったので、ランナーがいるときもいないときも同じ感じで投げたいですね」
―クイックだと球速が落ちる
「そういう感じではないんですけど、ちょっと(制球が)ばらつくのかなと感じました」
―ロッテ打線のデータは頭に入っているか
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「はい。ある程度は。データ通りに投げたいですけど、そこまで投げられる技術もあまりないと思うので、要所はデータ通りで、あとは自分のピッチング、自分の球で勝負できればいいかなと思います」
―残留練習も可能だったが、ビジターゲームで本隊に帯同していた
「しっかりトレーニングしたくて。(残留練習だと)トレーナーさんがいないので。ちゃんとチームに付いて行って(栄養を考えて提供される)ご飯を食べて、トレーニングをしていました」
―前回登板後、バッテリーを組んだ伏見とは話したか
「(伏見から)球は良かった。そのバッターに対してここだけはダメだという、投げてはいけない場所とかもあると思う。その辺がしっかりと分かっていれば、大丈夫だと。次回から気をつけていこうと(言葉を掛けてもらった)」
―エスコンは狭い印象を受けたか
「いや、狭いとはあまり感じなかったです。ファウルゾーンは狭く感じました」
―投球への影響は
「そうですね、みんな同じ条件なので、特には」
―今季の夏前にワインドアップに挑戦していたが
「そうですね。やめました。ワインドアップの良さもあるんですけど、ちょっと球がバラけることが多かったので、もう一回、戻して」
―球数、イニングを含めて、明日の理想は
「イニングはそこまで気にせず、自分の投げられるだけ投げていきたい。どういう内容かは自分次第。抑えられたら良いかなという感じなので、しっかり腕を振って投げるだけです」