ファイターズ
《ハム番24時》8月16日
大卒2年目左腕・長谷川が、16日の2軍巨人戦(鎌ケ谷)の延長十一回に登板し、1回を無失点に抑えてサヨナラ勝ちに貢献した。当然、延長に入らなければ、この日は投げないはずだった。思えば同じく緊急登板だった7月30日の同オリックス戦(同)も、3者連続三振で1回をピシャリと抑えていた。
スクランブルに強い理由が気になり話を聞きに行くと、長谷川らしい回答に思わず笑ってしまった。「確かに、確定している登板より緊急の方が抑えているかもしれない。今まで、滝のように流れるままに生きてきたので、流れに身を任せる感じがいいのかも(笑)」
2軍ではリリーフでもある程度、登板のタイミングが決められていることも多いが、1軍ではそうはいかない。流れに身を任せることで調子を上げる左腕はきっと、中継ぎが天職だ。