ファイターズ
《ハム番24時》8月17日
最近、安打を放った選手が喜びを表す際、片手の人さし指と中指を立て、顔の前で小さく振るようなしぐさを見せている。ベンチの仲間も盛り上がり、同じような動作を返す。どんな意味があるのか。気になって当事者たちに聞いてみた。
選手によって、指の形や腕の動きが微妙に違う。それぞれがアレンジしているのかと思っていたら、予想は外れた。中軸を担う万波に尋ねると「(松本)剛さんが考えたのかな? 打った球種(の握り)をみんなでやっているだけなんですけどね」と照れくさそうに説明してくれた。
直球、カーブ、スライダー、フォークなど、捉えた球種を塁上で再現。ドンピシャで読みが当たり、狙った球種を仕留めた時はテンションが上がりそうだ。
写真撮影をモチーフにした「ピクチャーポーズ」に代わるパフォーマンスとして、導入された。リーダーの松本剛は「何ポーズなんだろう。山田と一緒に何か変えましょうということで、あれになった。(タイミングは)みんな適当。何が正解か、分からない。みんなで盛り上がるのが大事でしょ」と笑った。新たなブームは到来するか―。