ファイターズ
道産子左腕・根本 左足首打撲で無念の降板 登録抹消も再昇格誓う
■パ・リーグ19回戦 ロッテ0ー5日本ハム(8月17日、エスコンフィールド北海道)
無失点投球もアクシデントで降板 腫れた左足首
日本ハムの根本悠楓投手(20)が17日、エスコンフィールド北海道で行われたロッテ戦に先発し、左足に打球を当てるアクシデントに見舞われた。無失点投球を続けていたが、四回2死一塁で無念の降板。左足首の打撲により、出場選手登録を抹消される見通しとなった。
左足だけスリッパに履き替え、少し引きずるようにロッカーから出てきた。骨に異常はなかったが、患部は腫れていた。「若干、痛みはあったけど、投げられなくはないなという感じでした。でも(マウンドを)降りたら結構、痛かったです。アドレナリンで(耐えられた)」
早めの継投を選択 建山コーチ「上半身、肩、肘に負担が来たら嫌」
二回2死一塁。茶谷のゴロを左足首に受け、強襲内野安打になった。いったんベンチに戻り、応急処置を施してマウンドへ。四回2死までこぎつけたが、この試合3つ目の四球を与えたところで交代を告げられた。先発として、責任を果たしたかった。足のダメージは言い訳にせず「捕れたピッチャーゴロでした。自分のミスです。守備練習からやり直します」と反省を口にした。
球数は65球。スタミナ面で余力はあったが、ベンチは早めの継投を選択した。建山投手コーチは「大きな問題につながるカ所ではないと判断して行かせたけど、足を気にしている様子があったので。(投球フォームを崩して)上半身、肩、肘に負担が来たら嫌なので代えました」と理由を説明した。