札幌国際大女子硬式野球部 北海道コカ・コーラボトリングとスポンサー契約
ユニホームにロゴ、清涼飲料水の提供など
札幌国際大学の女子硬式野球部が18日、北海道コカ・コーラボトリング株式会社とスポンサー契約締結式を行った。同大と同社ではYOSAKOIソーラン部、カーリング部に続き3チーム目のスポンサー契約。女子硬式野球部の阿南浩司監督は「本当にうれしい」と感謝した。ユニホームの左胸にコカ・コーラのロゴが入り、清涼飲料水などの提供を受ける。
札幌市清田区に拠点を持つ縁
力を合わせて歩みを進めていく。札幌市清田区を拠点とする同大と同社は包括連携協定を結んでおり、日頃から地域貢献活動などを行ってきた。密なコミュニケーションを取ってきたこともあり今回のスポンサー契約となった。同大の蔵満保幸学長は「大変ありがたく思っております。女子野球部の活動を通じて大学全体を活気づけたい」と話すと、同社の井馬智行執行役員も「大変うれしく思っております。スポーツを通じて地域のみなさまに感動や笑顔、元気をお届けすることを目標にしてます」と続いた。
白井主将「全国各地にPRできるように全力プレーで」
女子硬式野球部はコカ・コーラのロゴが入った新ユニホームで、8月23日から和歌山で行われる全日本大学女子硬式野球選手権に臨む。予選リーグを突破し決勝トーナメントに進出すると試合模様が配信されることもあり、白井あゆり主将(4年)は「初めてのスポンサーを頂ける。応援されていることを自覚しながら練習に励んでいきたい。何とか結果を残すことで恩返しができたらと思います。全国各地にPRできるように全力プレーで頑張りたい」と〝宣伝〟を誓った。好きな飲み物についても白井主将は「コカ・コーラです!」と屈託なく笑った。
急拡大する大学女子硬式野球
北海道内の大学で存在する女子硬式野球部は唯一。ただ、女子野球人口は増えており、設立した2020年は全国に8大学だったが、今では13大学まで増加した。来年も3大学が加わる予定だ。同社の井馬執行役員も「ぜひコカ・コーラのロゴを胸に日本一を目指してもらいたい」と期待を寄せる。まずは直近に迫った全国の舞台で勝ち進むことが恩返しとなる。阿南監督は「このユニホームを着て躍動して、コカ・コーラ様の製品が広まること、そして清田区で手を組んで頑張っている姿を選手が野球で表現してくれると思う」と力を込めた。