《SHINJOの信条》正解がないからね、こればっかしは。アウトになったら止めとけってなるし
■パ・リーグ17回戦 日本ハム1ー1オリックス(8月18日、京セラドーム大阪)
―(試合後自ら)
「きょうはちょっとね、だいたい移動ゲームって、こんなゲームなるから。上沢くんはテンポ良かったしね。投球も良かったし、バッターのタイミングを外すところで、しっかり外して完璧でしたね。きょうは」
―最後の江越の走塁(延長十二回1死二塁で代打の郡司が右前打。本塁を狙うもタッチアウト)は戻るのは仕方ないか
「いや、もちろん、もちろん。もう、もちろん。あれはもう戻ってから、 そっからちょっと打球が速かったんで、ライトの茶野くんの取り方と、 あと送球がちょっと、緩い気味のね。ちょっと難しいね。あれ江越くんじゃなかったら、もちろんストップだし。ストップさせてまた次の攻撃っていうところでも…これ正解がないからね、こればっかしは。アウトになったから止めとけってなるし。焦るんすよ。ああいうところで相手側の野手はね」
―森本コーチの判断は間違ってなかった
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「間違ってはないけど、アウトになったら間違ってるってなるし。僕でも回すかな。 だって、なかなかヒットって、出るもん、つながるもんじゃないんで。ああいうところで。また打球方向が右中間真っ二つの場所だったから。結果論なんで。良かったんじゃないですか。回しておいて。でも、サード…作戦もあるしなー。十二回でなかったらね、間違いなく止まってるだろし。ラストチャンスって郡司くんがね。でもよう打つわ。ね。勝負してくれるかなーと思いながら、まあ、勝負してくれたんで。面白かったです」
―最後(延長十一、十二回)、初めて田中正に回またぎをさせた
「ねえ。びっくりした。(建山コーチが)そう。え、オッケー。できるかなって。まあまあ、でも、こういう経験もさせとけば、次こういう試合になった時に。彼も自信になっただろうしね。意外とその最初の登板、何回でしたっけ?十一回より十二回の方が楽だったと、自分でも思ってるだろうし。11球で終わったんかな。2回。あしたはたぶん投げないと思う。良いゲームでしたけど」
―上沢は100球超えも続投させた
「もちろん。最初っから完投いくよって。やっぱり、先発ピッチャーに完投してもらわないと。あした、伊藤くんもそうなんですけど、もう完投の、最初っから最後まで投げるっていうつもりで行ってもらわないと、強いチームになっていかないから。ずっと言ってます、そういうことは」
―100球というのはあまり気にしていないか
「気にしてないっす。もう完投。完投できるピッチャーになれないことにはチームも個人も大きくならないから。やっぱ中継ぎも大変な登板が今まであったから。やっぱり先発ピッチャーが9回投げるのは、もう決まりぐらいの気持ちでいってもらいます」
―郡司が試合前、二塁の守備練習をしていた
「少ずつ。取ってアウトにしてくれてダブルプレーも。ね、できる感じになったら打線に厚みが出るかなあって。可能性を大きくするためのね。ちょっとずつ五十幡くんもショートの練習させながら。面白いかなと。それは左中間、右中間の細かい足の運びが分かるし。僕も内野やってて。右中間、左中間へのゴロが転がって、ファーストランナーがサードに行く時に、内野手(のような動き)にぱっと切り替えられる。あとは野球を覚えるから。外野の気持ちも分かるし。いろんな可能性が増えていってくれたら。まあ少しずつですけど、やっていけたら」
―古川が3試合連続のスタメンマスク
「だって完封、完封できてますから。きょうも1点でしょ」
―きのう(17日)の練習で伏見にボールが当たった
「大丈夫って言ってたんですけど、古川くんでいくって決めました。あしたはちょっと。最近ものすごく考えるから。きょう郡司くん打ったから、めちゃくちゃ使いたいす。7通りぐらいの(オーダーを)箱に入れて、引いて決めます」