【一問一答】20日に先発の上原 オリックス打線のキーマンは「名前を挙げたらキリがない」
日本ハムの上原健太投手(29)が20日のオリックス戦(京セラドーム)に先発する。前回登板した13日のソフトバンク戦では6回2失点の粘投で今季2勝目をマーク。先発ローテーション定着を狙う大型左腕は登板前日の19日、自身2連勝へ向けて意気込みを語った。一問一答は以下の通り。
―2勝目を挙げてからの1週間をどう過ごした
「いつもと変わらないように過ごしてました。とにかくやるべきことをやる。それだけです」
―前回の登板前のブルペン投球は過去一番良かったと話していた
「今回はそういう状態にならないように、ちょっとセーブしながら投げました。各球場のブルペンの雰囲気や設備によって、力みやすいところや、 良く感じるところとがあったりする。そういう特徴をしっかり意識してピッチング練習ができたので(試合への)入り方は悪くないんじゃないかなと思ってます」
―京セラドームのブルペンはどうか
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「力みやすいですね。めちゃめちゃ防音なんです。あまり(ミットの捕球の)音が響かないので、ボールが行ってないような感覚になる。どうしてもボールを走らせたくなって、どんどん力んで毎回『あれ?』ってなる。それを頭にしっかり叩き込んで、きのうは投げました。変な力みもなく投げられた。そういう意味では良かったんじゃないかな」
―オリックス打線は今季2度目の対戦
「前回(4月7日)は結構、前なので、またいろいろと変わってくるとは思います。とにかく打線が良いのは間違いない。もちろんヒットは打たれるし、ピンチにもなると思うけど、連打されないように。とにかく打たれても、次を取るっていうピッチングができれば。最少失点で(長い)イニングを投げることができるかなと思う。そういう意識でアウトカウントを1個ずつ増やしていくことを考えたいです」
―鍵になりそうなバッターは
「名前を挙げたらキリがない。左ピッチャーに対して打率が良いバッターが多すぎます(笑)。一人一人を警戒したら多分、疲れちゃうので、打たれてもその次、その次っていうふうにやっていきたいなと思ってます」
―ローテーションを回ることで身に付いたことは
「どうやったらイニングを投げれるのか、ビッグイニングを防げるのか。失点した後に、どうやって抑えるか。場面によって、こうなっちゃいけないっていう頭の整理は、今シーズンが始まってから結構できていると思います」
―マウンドでアップアップしなくなった
「アップアップはしてるけど、その中でも、こういう時にこういうヒットを打たれてはいけないとイメージできている。これまでは考える余裕がなかった。 今年はしっかり考えて、配球を組み立てたり、投げる意識を持てています」
―イニング数がキャリアハイに近づいている
「キャリアハイと言っても、だいぶ少ないイニングなので(笑)。本当にローテーションで回っていきたいなら、そこは絶対に超えなきゃいけない。先のことを考えることなく、とにかく1試合、1イニングをしっかり乗り越えていきたい」