【プレーバック】J1リーグ第24節 京都3-0札幌(8月19日、京都府・サンガスタジアム by KYOCERA)
北海道コンサドーレ札幌はアウェーで京都サンガと対戦し0-3で敗戦。リーグ戦8試合勝ち無しとなった。
前半、相手GKが2つのビッグセーブ
試合開始から1分に満たないタイミングで札幌がいきなりビッグチャンスを迎える。MF青木亮太(27)のスルーパスに抜け出したMF駒井善成(31)がペナルティーエリア内で京都GK太田岳志(32)と1対1となるが、右足で放ったシュートは太田のビッグセーブにより惜しくも先制ならず。
その後は札幌、京都双方がチャンスをつくり合う展開も、先に試合を動かしたのは京都だった。前半37分、ペナルティーエリア内にフリーで侵入した京都FW原大智(24)を、GK大谷幸輝(34)が倒しPKを献上。そのPKを原自身が決めて、同40分に先制を許した。
前半アディショナルタイムに再び札幌にビッグチャンスが訪れる。京都のペナルティーエリア内でDF福森晃斗(30)と競り合ったFW原の手にボールが当たり、オンフィールドレビューの結果、今度は札幌にPKが与えられる。キッカーを務めたMF浅野雄也(26)が左足でゴール右下を狙うが、GK太田にコースを読まれ再びビッグセーブで得点を阻まれた。
札幌U-18出身の京都DF福田に追加点を決められる
試合開始時点での気温が32度と酷暑が影響してか、後半に入って徐々に札幌の選手たちの動きが鈍くなっていく。ボールを保持する時間こそ多いものの、なかなか決定機をつくり出すことができない。後半26分に福森、青木、FW菅大輝(24)に代えてMF宮澤裕樹(34)、MF荒野拓馬(30)、FW金健熙(28)を投入し流れを変えようとするが、直後の同27分に痛恨の追加点を許した。ゴール前に入れられたボールを何とかはね返したものの、そのこぼれ球を拾った札幌Uー18出身の京都DF福田心之助(22)に左足で押し込まれ0-2。手痛い恩返しゴールを喫した。
後半アディショナルタイム2分、FWパトリック(35)にダメ押しの3点目を奪われ勝負あり。今月6日の鹿島戦(カシマ、0●3)に続き、アウェーで2試合連続となる3失点を喫し完封負けした。
■前半アディショナルタイムに得たPKを失敗してしまったMF浅野雄也
「PKもそうですけど、流れの中でもチャンスがあったので、決めきるところで決めきらなければいけない。(PKは)コース的にちょっと甘くなってしまった」
詳細はこちら
(2/11)
(3/11)
(4/11)
(5/11)
(6/11)
(7/11)
(8/11)
(9/11)
(10/11)
(11/11)