コンサドーレ
2023/08/22 18:30

《平川弘のCool Eye》浅野はチームのトップスコアラーだが、今後貸しを返してもらうしかない

 0-3でやられた京都戦。得点差ほどのゲームではなく、札幌にも何回も決定機があった。それだけにモヤモヤ感が残ってスッキリしない。

開始早々にあったビッグチャンスを駒井が決めていれば違った展開になっていた

 ナイトゲームだったがゲーム前の敵地の気温は32度と札幌の選手たちにとっては厳しいコンディションだった。マンツーマンでプレッシングをかける札幌のサッカーには不向きな気候。攻守の切り替え、球際の厳しさなどが売りの京都に対し、札幌がどこまでハードワーク出来るかがひとつのポイントだった。開始早々にあったビッグチャンスを駒井が決めていれば違った展開になっていたと思う。札幌が開始12秒でやられた鹿島戦のように。

夏場の厳しいゲームではPKを決めるか決めないかは大きな分岐点になる

 チャンスをものに出来ないとピンチが来るもの。裏を取られた原を大谷が倒してPK献上し0-1となったが、前半終了間際にPKのお返しがあった。だが浅野のキックは相手GKに止められた。PKは入って当然なので外した時のチームのダメージはかなり大きい。第20節の福岡戦では1-0の状況で金子がPKを外しダメを押せず、その後逆転を食らったのは記憶に新しい。夏場の厳しいゲームではPKを決めるか決めないかは大きな分岐点になることが多い。浅野はチームのトップスコアラーだが、今後貸しを返してもらうしかない。

相当強い思いがないと古巣にきつい一発を浴びせることは出来ない

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