コンサドーレ
札幌MF深井が約2カ月ぶりに実戦形式練習 〝不屈の男〟「全力でチームを助けたい」
■8月22日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
前日をオフに充てた北海道コンサドーレ札幌は、26日の川崎戦(等々力)に向けて練習を再開。練習前に約50分間のミーティングを行った後、パス練習や10対10などで調整した。7月1日神戸戦(ノエスタ、1△1)以降戦列を離れていたMF深井一希(28)が実戦形式の練習に復帰。〝不屈の男〟が苦境に悩むチームに闘志を注入しリーグ戦9試合ぶりの勝利に貢献してみせる。
10対10でサブ組のボランチに
深井がついに宮の沢のピッチに帰ってきた。この日行われた10対10ではサブ組のボランチとしてプレー。神戸戦以来約2カ月ぶりに実戦形式のトレーニングを行うまで回復した。「膝はもう70~80%ぐらいまで。練習後のリバウンドがちょっと怖いくらいで、やっている最中に何も痛くないぐらいまでには回復した。体力的には(しばらく離脱していたので)ちょっときついですね」と現在の状態を説明する。
途中出場した神戸戦後、右膝の痛みを訴えて一時離脱することとなった。「ずっと我慢していたけど、今回はちょっといつもと違う痛みだったので。自分では耐えていれば痛みが消えていくかなと思っていたので我慢したんですけど、思ったより状態がひどかったので」。治療後、別メニューで地道に調整を行って、今月11日には全体練習に部分合流。一段ずつ着実にステップを上りながらようやく完全合流までこぎつけた。