【一問一答】5試合ぶり安打の清宮 試合前の〝稲葉塾〟で「バットがスムーズに出るように」
■パ・リーグ19回戦 楽天2-6日本ハム(8月22日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの清宮幸太郎内野手(24)が22日、楽天戦に「4番・三塁」で先発し、一回に5試合ぶりの安打となる右中間への適時二塁打を放った。ヒーローインタビューと試合後の一問一答は以下の通り。
(ヒーローインタビュー)
―一回、適時二塁打を放った第1打席はどんな思いで打席に入ったか
「グワチョ(マルティネス)がタイムリーを打ってくれていたので、本当に楽に打席に入っていました」
―打席を振り返って
「久々のヒットだったのでホッとしました」
―マルティネスとの関係は
「良好です(笑)。頼れる男なので、得点圏に強いので、いつも楽に打席に立たせてもらっていますし、本当にいい男です」
―4番に座る責任感は
「やっぱり僕が打たなかったり、打ったりして勝敗に直結する試合が多くあるなと感じていますし、すごく責任のある打順だと思っていますので、責任感を持って戦っています」
―今後に向けて
「きょうは先制(マルティネス)と2本(郡司)と、(自分は)ちょっと脇役みたいな感じなので、今度はもっと打って文句なしのヒーローインタビューに行けるように、もっと打ちたいと思います」
(試合後)
―ヒットが出ていなかった期間はモヤモヤしていたか
「そうですね。うわぁーって感じです」
―多少ストレスが溜まっていた
「そうですね。打たせてくれよって感じです」
―最後の左飛はもう少しで本塁打だった
「行ってくれって感じでしたけど、あれが今の僕だなと」
―4番だとマークも厳しくなるか
「いや、どうなんですかね。関係ないんじゃないですかね」
ー打てない間にどんな調整をしたか
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「メンタルじゃないですか。やっぱり、すごい結果に捉われるじゃないですけど、打率とか打点とかホームランとか、数字が残るスポーツなので、本来なら自分がやるべきことをやり続けて、勝手に結果が伴ってくるみたいなとこだと思うんですけど、結果を求め過ぎてどうしても守りに入ってしまったり、自分のやるべきことができなかったり、そういうことがあるかなと最近は感じていた。やるべきことをやっていれば結果が付いてくるじゃないですけど、自分の後悔しない打席を増やすというか、結果に捉われないで試合に臨むというのをちょっと意識しているかな」
ー最初の打席は、狙い球を絞って臨んだか
「追い込まれていたので、打った時は頑張ってヒットを出したんですけど、でもきょうは全打席、割と悪くなかった。結果が伴わなかっただけという感じで、考えないようにしています」
ー打てなくなったのは、打率3割に欲が出たことが原因か
「そうですね。結構、2割8分とかでギリギリ耐えたりとかしていて、そこ切ってからダダダダって(下がって)いったので。もう、そこじゃないなと。きょうもセカンドゴロだったりしましたけど、まあまあいい打球を打っていたので。あとはそこは運かなと」
ー3割は目標か
「いや、僕は今年はヒット100本、ホームラン20本を復帰してからは目標にやっている。打率云々ではないはずなんですけど、やっぱり打率は目に入る数字なので、どうしてもそういう所に気持ちが行きがちになったかなとは思います」
ー試合前に稲葉GMと軸足を確認していた
「なかなか最近バットが出てこなくて、捉えても詰まっていたので。バットがスムーズに出るように矯正ですね」
ーなでしこジャパンのユニフォームを着ている
「そうです。僕はアディダスなので、いただきました。もう終わっちゃいましたけど」
ー自分でお願いしたのか
「作ってくれました。多分、ラグビーの時期になったらオールブラックスを着ていると思います。ジャパンはアディダスじゃないので」