ファイターズ
2023/08/23 19:00

日本ハムがスカウト会議 道内関係ドラフト候補は6人 上位は大学生投手中心

200人から90人に絞り込み 大渕スカウト部長「ピッチャーが多い」

 日本ハムは23日、エスコンフィールド北海道で今秋のドラフト会議に向けたスカウト会議を行い、6月時点で約200人だった指名候補を約90人に絞り込んだ。このうち、北海道関係者は高校生3人、大学・社会人3人の計6人がリストに残った。

 全体の割合は、高校生40人に対して、大学・社会人が50人。育成で指名する可能性も含んでいる。大渕隆GM補佐兼スカウト部長は現時点の傾向として「ピッチャーが多いですね。野手は少ない」と指摘。「ドラフトは(ポジションの優先順位はつけず)能力順に取ろうというのが基本的な考え方」と変わらない方針を説明した。

常広や下村らが上位候補 道産子左腕の滝田も

 上位は常広羽也斗、下村海翔(ともに青学大)ら即戦力の大学生投手が中心。153キロ左腕の滝田一希(星槎道都大)もここに含まれているもよう。道内関係の内野手では守備力、長打力に定評がある辻本倫太郎(仙台大―北海高)も候補となりそうだ。

 この日、決勝が行われた夏の甲子園で評価を上げた選手としては、内野手の森田大翔(履正社)、横山聖哉(上田西)の名前が挙がった。前田悠伍(大阪桐蔭)ら甲子園に出場しなかった有望選手の能力は、高校日本代表が出場するU18ワールドカップ(8月31日から、台湾)を視察して見極める。

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