活躍の陰には男の約束があった。２２日の試合で２本塁打を放った郡司は、お立ち台で「きのう北海道に来て初めておいしいおすしを食べまして『北海道いいところだな～』と思っていたら打てました」とエピソードを披露し、球場やＳＮＳを大いに沸かせた。

　一夜明けた２３日、会食に同席していた山本拓が舞台裏を教えてくれた。「おいしいものを食べると、パワーがもらえるんですね。２人で（すし屋の）大将に『活躍したら絶対、ヒーローインタビューで最高のすしを食べたことを言いますね』って話してたんですよ。郡司さん、やっぱり持ってます」と、有言実行を果たした先輩をリスペクトした。

　郡司が大活躍した一方で、山本拓は２四球を与えてイニング途中に降板。対照的な結果となり「すしパワーにあやかろうと意識していたけど、勢い余って球が浮いてしまいました…」と意気消沈だ。「僕の場合、１回では足りないってことですね。また郡司さんに付いていこうと思います（笑）」。新鮮なネタの提供を、いつもありがとうございます。