ファイターズ
2023/08/24 00:50

キャリア最多4打点の郡司 〝母校対決が刺激〟「僕しか体験できない気持ち」

三回2死満塁、郡司が2点打を放つ(撮影・桜田史宏)

■パ・リーグ20回戦 楽天4ー10日本ハム(8月23日、エスコンフィールド北海道)

「3番・一塁」でスタメン 左へ右へ2度の満塁機でタイムリー

 特別な夏のフィナーレに花を添えた。日本ハムの郡司裕也捕手(25)が23日、エスコンフィールド北海道で行われた楽天戦に「3番・一塁」で先発出場。3点差を追い付いた二回、なお2死満塁の好機で左前へ2点打を放った。その後も勢いは止まらず、三回にも右前へ2点打をマーク。キャリア最多の4打点を叩き出し、チームを大勝に導いた。

夏の甲子園ファイナルで「郡司対郡司」 

 後輩からの刺激をパワーに変換した。楽天戦が始まる4時間前。遠く甲子園では仙台育英と慶応が決勝戦の舞台に立っていた。仙台育英高ー慶応大と歩んできた郡司にとって、縁深い2校の対決。「実質これは郡司対郡司みたいなところがある。どっちが勝っても郡司が優勝」とユーモアたっぷりに表現していた。

 試合前練習があるため、熱戦の模様はリアルタイムで見られなかった。それでも「何点取った!って周りが言ってくるので、自分で確認しなくても勝手に情報が入ってきました」と、常にゲームの途中経過を把握していた。

熱戦の末、慶応に軍配 「母校が優勝しました(笑)」

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい