【一問一答】キャリア初20号の万波 キング浅村と1本差「最後まで食らいついていきたい」
■パ・リーグ20回戦 楽天4ー10日本ハム(8月23日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの万波中正外野手(23)が23日、楽天戦に「5番・右翼」で先発し、六回にダメ押しの中越え20号ソロを放った。大台到達は、チームでは現巨人の中田以来3年ぶり。21本塁打でタイトル争いのトップに立つ浅村の目の前で、1本差に迫る豪快弾を叩き込んだ。ヒーローインタビューと試合後の一問一答は以下の通り。
【ヒーローインタビュー】
―大観衆の声を聞いて
「そうですね、はい、最高です」
―六回、本塁打の打席の手応えは
「センターは越えるかなっていうような当たりだったので、まさか入ってくれるとは思わなくて、本当に入ってくれて節目の一本になりましたし、ホッとしながら一周していました」
―浅村と1本差
「早く追いつきたいですし、25本、30本って、まず自分の数字を伸ばせるように頑張ります」
―規定打席に到達した
「規定打席に立てたことは本当にうれしく思いますし、あらためて日頃、体のケアをしてくれるトレーナーさんだったり、サポートしてくれる皆さんに本当に感謝したいです」
―今後に向けて
「シーズンも終盤に差しかかってきて、皆さんの声援のおかげで僕らも何とか戦えていると思います。これからもご声援よろしくお願いします」
【試合後】
―20号に到達
「いやーようやく。長かったです。素直にうれしく思いますし、本当にようやくだなという、そんな気持ちです」
―打ったのはチェンジアップか
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「はい。頭にはかなり強くあって。前の打席の反省も生かせたホームランになったと思います」
―チームでは中田以来の20号
「本当にうれしく思いますし、あらためて札幌ドームでそれだけのホームランを打っていた中田さんのすごさをしみじみと感じますね」
―本塁打のタイトルを争う浅村の目の前で打った
「浅村さんの前でどうっていうのはあんまりないですけど、徐々に差を詰められているのが本当に素直にうれしく思いますね」
―ホームラン王への欲は
「もちろん、はい。ずっと諦めたくないなと思っていましたし、もう一回こうやって1本差まで迫って来られたので、まだまだ最後まで食らいついていきたいなと思います」
―新庄監督が本塁打王とGG賞を狙えると言っていた
「頑張ります。本当に。ゴールデングラブは本当に獲りたいなと思いますし、外野守備を意欲的にやっている結果が少しずつ試合でも出ているかなと感じるので、終わった後にそういう形になったら最高だなと思います」
―守備の試行錯誤が形になるという手応えを感じているか
「結果で出ると、すごいうれしいですし、バッティング以上に直接ピッチャーを助けられている感じが守備にはあるので。やっぱり、自分のこと以上にピッチャーが喜んでくれたりするのを見るのはうれしく思いますね」
―浅村の応援歌を口ずさんでいる
「楽天の応援歌がめちゃめちゃ好きなんですよ。浅村さんに限らず結構、歌っています。でも浅村さんのは本当に好きです。楽天は全体的に好きです。歌詞分かりやすくて」
―ジェームズ・ボンドの演出は慣れてきたか
「まだドキドキしますね。どうしても背後に気を取られる感はあります。スクリーンを見ないように見ないようにという感じで打席には入っています(笑)」