【一問一答】上沢 あと6回⅓で規定投球回到達も「もっと先を目指してやっている。通過点かな」
日本ハムの上沢直之投手(29)が25日、ベルーナドームで行われる西武戦に先発する。今季の通算投球回は136回⅔で、あと6回⅓を投げれば、3年連続となる規定投球回に到達する。登板に向けた一問一答は以下の通り。
―前回18日のオリックス戦(京セラドーム)は9回1失点の好投
「この間の状態をしっかり継続して、頑張りたい」
―この1週間はどこに重点を置いて調整したか
「前回の良かった感覚を(忘れないように)しっかり反復練習して、体に覚え込ませる作業をずっとしていました」
―体力的にきつい夏場に120球を投げた。疲労は
「ないですね。はい」
―建山コーチが中6日以上なら、120球を投げてもらうことが理想と
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「別に普通ですね、僕は。120球は全然投げられますし。だいたい僕はまだ行きますと言って止められることの方が多いので。止めるのをやめてくださいという感じです(笑)」
―100球から120球に差し掛かるところで、出力は変わるか
「あまり変わらないです。120球がきついとかはないですね」
―140球、150球になるときつい
「150球とかは、あまり投げたことがないので分からないですけど、120球、130球はあまり変わらないかなという感じです、僕の中では」
―登板翌日の疲労、ダメージは
「100球を超えたら全部一緒な気がしますけどね」
―シーズン終盤に完投することや、長いイニング投げることの価値は大きいか
「やっぱり最後に調子を上げて終わることはすごく大事なことだと思うし、みんなが疲れてくる終盤に結果を残せる選手でありたいなと。去年はそれがあまりできなかったので、今年はしっかり上げて終われたら良いなとは思っています」
―6回⅓で規定に到達する
「そうですね。そこは当然、クリアするつもりでやってきたし、もっともっと先のイニングを目指してやってきているので、通過点かなという感じはします」
―開幕から良いペースできているか
「そうですね。割と。序盤はなかなか長いイニングを投げられなくて、3月4月は苦しんで、そこから少しずつ長いイニングを毎試合、平均して投げられるようになってきている。できれば最後、より平均投球回を上げて終わらせることができたら、良いなと思っていますね」
―勝ったときの食事は変えないと言っていた。前回のように好投して勝てなかったときは
「勝たなかったらそこまで意識しないので、何かいろいろ食べようかなと思います(笑)」
―白星に恵まれない状況は
「あまり勝ち星は気にしていないです。春先からずっと言っていますけど、あまり勝ち星どうこうは気にしないようにしています。やっぱ気持ちの浮き沈みが出てしまうので。良いピッチングをしたのに勝てなかったから、いろいろ考え出すとか、悪いピッチングしているけど勝っているから、まあいいやという。そういうのはあまり好きじゃなくて、常に同じような仕事をし続けるということが1年間を通して大事だと思うので、それは常に意識して。僕はチームが勝てるチャンスをしっかり最後まで残せる仕事をする、ということだけを考えてやっています」
―直近で伊藤が完投し、上原は9回を投げた。刺激になるか
「もちろんそうですね。チーム内で同じポジションで投げているピッチャーが良い成績を残してくれると僕も頑張らなきゃなと、思わせてくれますし、なおさらやらなきゃなと。負けないように頑張りたいなと思いますね」