【一問一答】今季初昇格の吉田輝星 新庄監督からハッパ「バシバシいってくれ」
日本ハムの吉田輝星投手(22)が25日、今季初めて1軍に昇格した。敵地・ベルーナドームで行われる西武戦を前に出場選手登録され、試合前練習では大粒の汗を流しながら、久々に再会したチームメートたちと体を動かした。練習後の一問一答は以下の通り。
―昇格を告げられた時の気持ちは
「この前(23日の2軍西武戦で)、最後に投げる前に(昇格を)聞いていた。最近はずっと状態が良かったので、最後にしっかり自分の良い真っすぐを投げて終わりたいなと思って試合に臨んで、球速もちょっとずつ出てきていたので、良い感じかなと思います」
―1軍に行くことが決まって、気合いが入ったか
「まあ、それもあると思います(笑)。リリース以外の力がだいぶ抜けてきて、まだ完全ではないですけど、ちょっとずつイメージは良くなっている」
―調子良さそうに見える
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「体の状態も、ボールの状態もだいぶ上向きではある。(調子を)自分の一番良いところに持っていって、そこからシーズンが終わるまで長くキープできるようにしたいと思います」
―2軍ではどんなことを意識して取り組んできたか
「去年、試合でどんどん投げていく中で、50試合登板が日に日に近づいてきて、目の前の試合、その年のシーズンのことしか考えられなくなっていた。真っすぐとフォークが通用するから、その2つだけを使っていこうという抑え方だった。そうじゃなくて、ファームだからできることもあるので、新しい変化球も割合を増やして試しながらやってきました。カットボールもだいぶ使えるようになってきたので、そういう積み重ねをしっかり1軍でも2軍でもやっていきたい。将来のためのこともやりながらシーズンを過ごして、常に何かトレーニングをやるようにしています。今年、シーズン前に急に体の状態が悪くなったので、今後はそういうことをなくしたいなと思っています」
―久々に再会した1軍の先輩たちからは、どんな声をかけられたか
「『やっと来たか』って感じで(笑)。それはうれしかったですけど、今まで1軍で全然できなかったので、ここから挽回できればいいなと思います」
―新庄監督とは話したか
「はい。『バシバシいってくれ』って感じでした。あと残り試合も少ないので、投げられる試合は全部投げて、自分のピッチングを磨きながら、どんどんいければいいかなと思います」