【プレーバック】J1リーグ第25節 川崎2-2札幌(8月26日、等々力)
MFスパチョークが先制&アシスト
9位ながら3連敗中の川崎と8戦勝ち無しで13位の札幌、夏場の調子が出ないチーム同士の対戦となった。
前半は札幌のペース。同25分、川崎サイドのペナルティーエリア右角でFW浅野が倒されFKのチャンス。同27分にキッカー福森が直接ゴールを狙って壁に当たったこぼれ球を、ペナルティーアークで待ち構えていたMFスパチョークが右足でゴール左へたたき込み先制した。同35分には中盤でMF荒野、MF馬場と回し、前線のスパチョークへパスしクロスボールをMF駒井が合わせ2点目を奪った。守備陣も健闘。移籍後初出場となったGK高木を中心に札幌は堅実な守備を見せ、川崎にシュートを打たせなかった。
DF岡村の一発退場で一変
後半は川崎がFWマルシーニョを投入しスピード勝負に出て一変した。同6分、前線で待ち構えるマルシーニョに中盤からボールが渡りDF岡村と接触。VARの結果、得点機会の阻止をしたと判断され岡村が一発退場、数的不利に陥った。同22分、26分と立て続けに失点し2-2に追い付かれた。アディショナルタイムにもゴール前で決定的ピンチがあったが、GK高木がパンチングで外に出し、なんとかドローで終えた。
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■衝撃的なダイレクトボレーで先制点をマークしたMFスパチョーク(25)
「自分でもびっくりするぐらいのゴールでした。ああいう形で決められるとは思っていなかったですが、シュートに行かなければいけないシーンだったのでシュートしてみたら決まりました。点が取れて良かったです」
■2点目のゴールを決めたMF駒井善成(31)
「CBの間というのはフリーになるなと感じていましたし、あのゴールの前からそこを狙っていて。うまくチェック(スパチョーク)が理解してくれたので、そこは流し込むだけだったのでそんなに難しくなかったです」
■後半35分から途中出場し、公式戦デビューを果たしたFW大森真吾(22)
「やっと出られるなというのはありましたけど、それよりもチームの勝利につながるように、そして10人だったのでそういう戦い方を意識しながらプレーしました」
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