日本ハムの伊藤大海投手（２５）が２６日、西武戦（ベルーナドーム）に先発し、今季初完封で７勝目を挙げた。６安打無四球の快投でチームは７ー０と快勝。５位西武とのゲーム差を再び０.５に縮めた。ヒーローインタビューと試合後の一問一答は以下の通り。

【ヒーローインタビュー】

ー今季初完封
「初回からすごく守備に助けられました。（伏見）寅威さんのリードを信じて投げるだけでした。無四球だったのは良かったかなと思います」


ー四死球なしの完封は自身初
「テンポ良く投げられたのと、すぐに点を取ってくれて、すごく楽な展開で投げられた。それがすごく自信になりました」

ー初回から四回まで毎回走者を背負った。野村の好返球もあった
「野村もレフトに入ったばかりで難しいと思うけど、一生懸命やっている。ああいうプレーで僕たち投手も抑えようという気持ちになるので、すごくうれしかったです」

ー３戦連続でハイクオリティースタート（７回以上を投げ、自責点2以内）を達成した
「すごく、ふがいない投球が続いていた。僕はやるしかないので、その気持ちだけです」

ー今後へ向けて
「まだまだ試合はある。一戦一戦、チーム一人一人が勝つ思いを持って、最後まで戦い抜きたいと思います。最後まで一球一球、たくさんの応援をよろしくお願いします」

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【試合後】

ー１０７球の完封劇。きょうの投球を振り返って
「序盤はあまり良くなかったけど、途中から良い感じになってきて、テンポ良く投げられました」

ー五回以降は３者凡退。修正点は

「修正点というよりは、渡部選手をフォークで三振に取った時に、ちょっと良い感覚が出てきました。そこから体の使い方がはまった感じでした」

ー力感なく気持ち良さそうに投げていた。見つけたものがあったのか、援護があって楽な気持ちになったか
「どっちもありますね。あれだけの（点差が開いた）展開になると、逆に難しくはなるけど、集中力を切らさずにしっかり投げられたのは良かったと思います」


ー西武戦は今季４戦４勝
「そうですね。きょうは、もうみんなが打ってくれたので」

ー無四球への手応え
「そこが一番うれしい。良かったことかなと思います」

ーテンポ良く投げることを意識した結果か
「すごくバランスが良かったので。それが良かったかなと思います」

ー今後にもつながりそうか
「もちろんそうですね。それを大事に１週間取り組んでいきたいと思います」

ー完封について、あらためて
「うれしいですね、やっぱり。そこはちょっと気になってた部分でもあるので。前回もそうですし、長いイニングを投げることは、先発投手としてやりがいがある。目指すべきところだと思うので、それが達成できたのはすごくうれしいです」