ファイターズ
清宮 10号先制弾含む大暴れ サイクル意識も「そんなにうまくいくわけない」
■パ・リーグ20回戦 日本ハム4ー3西武(8月27日、ベルーナドーム)
3安打2打点の大活躍 チームの5位浮上に貢献
日本ハムの清宮幸太郎内野手(24)が27日、ベルーナドームで行われた西武戦で、2年連続2桁到達となる10号先制ソロアーチを放った。26日は決勝タイムリーを含む2安打3打点をマークし、この日はあわやサイクル安打の猛打ショー。本格化する主砲の連夜の大暴れが、勝利に直結した。
一回の先制ソロで2年連続2桁クリア 六回には中前タイムリー
チームが苦手とするサブマリンの与座を完璧に攻略した。一回2死。フルカウントの6球目、浮き上がるような軌道の126キロ直球をつかまえた。「割と甘いところ。相手の失投だったと思います」と振り返った打球はぐんぐん伸びて、右中間スタンドに到達した。
六回には左腕の佐藤隼からリードを広げる中前適時打。仲間のお膳立てを生かして貴重な追加点をもぎ取り「イソさん(五十幡)が(適時内野安打で)点を取ってくれて楽な気持ちで打席に入れました。少ないチャンスをものにできたのがすごく良かったです」と喜んだ。