ファイターズ
2023/08/29 23:05

吉田輝星 高校時代からのライバルに被弾も前を向く 直球には手応え 

八回1死三塁、ロッテ・山口(右)に2点本塁打を浴びる吉田(撮影・金田翔)

■パ・リーグ20回戦 日本ハム0ー6ロッテ(8月29日、ZOZOマリンスタジアム)

八回に7番手で登板 ロッテ・山口に2ラン浴びる

 日本ハムの吉田輝星投手(22)が29日、ロッテ戦(ZOZOマリン)に八回から7番手で登板。「意識します」という秋田・金足農高時代からのライバルに2ランを浴びるなど、1回14球を投げて3安打2失点だった。

 高校時代にしのぎを削ったロッテ・山口との通算4度目の対戦は、4点ビハインドの八回にやってきた。1死三塁。カウント2ー2から投じた5球目のカットボールは、無情にも左中間スタンドに吸い込まれた。「できれば真っすぐで抑えたいなというのもありますし、同級生。やっぱり知っている人は意識したというのはありますね」とグッと唇をかんだ。

悔やまれる1球 自慢の直球ではなくカットボールを選択

 今季、再び使い始めた変化球を選択したのには理由があった。「(ロッテの先発)小島さんのスライダーがめっちゃ曲がっているという話を聞いていて、マリンは結構、風がある。その前のフォークも見送られていて、変化球を低めに行くならカットかなっていう感じで、いった。イメージよりは曲がらずにストライクゾーンにとどまった感じでした」と反省した。
 

八回1死三塁、ロッテ・山口(左)に2点本塁打を浴びる吉田

 

直球最速は147キロを計測 「真っすぐは走っていた」

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい