ファイターズ
松本剛が1番起用で複数安打 家族パワーで復調の兆し「チームとしても個人としても、上がって終われるように」
■パ・リーグ22回戦 日本ハム4-6ロッテ(8月31日、ZOZOマリンスタジアム)
2試合連続リードオフマン 2安打とも得点に
日本ハム・松本剛外野手(30)が31日、ロッテ戦(ZOZOマリン)に「1番・中堅」で先発出場。2試合連続で切り込み隊長を託され、期待に応える複数安打をマークした。8月は打率.231と苦しんだ昨季の首位打者に、復調の兆しが見えてきた。
チームは競り負けたが、2本の安打が得点につながった。一回は相手先発・メルセデスの変化球を捉え、中前打でチャンスメーク。3番・清宮の先制タイムリーを呼び込んだ。
「1番だったので、塁に出ることを心掛けて点につながったのが良かったです。1番は初回に出るのが仕事だと思っている。初回の1打席目に出られたので1番として良かったです」
2死からのセーフティーバントでも出塁
2点リードの二回には2死から投前へのセーフティーバントで出塁し、暴投で二塁に進塁。続く2番・郡司の左前打で、一気にホームへ生還した。前日30日の同戦では9試合ぶりに1番起用され、約1カ月ぶりの3安打猛打賞を記録。トップバッターとして、積極的にバットを振ることを意識している。
「打順は変わるものだと思っているので、ビックリとかはなかったです。一昨日打てていなかったので、昨日は何でもいいからヒットを打とうと思いました。やっぱり、1番は難しい。調子良ければイケイケでいいけれど、なかなか調子良くないと難しい打順。いまはあまり気にせずに、積極的にいこうかなと思います」