コンサドーレ
岡村2週間ぶり完全合流 残り5戦の出場に意欲
■27日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
別メニュー調整が続いていた北海道コンサドーレ札幌のDF岡村大八(24)が、左足首痛から約2週間ぶりに完全合流を果たした。11月3日の湘南戦(札幌ドーム)での出場を目指し、状態を上げていく。
岡村が全体練習に合流し、笑顔を見せた。9日のエリートリーグ清水戦で左足首を負傷。「2日くらいは歩けなかった」ほど。全治3~4週と診断されたが、患部のアイシングや圧迫、温冷交代浴など徹底したケアで早期復帰にこぎつけた。
主将のMF宮沢が負傷離脱しており、リベロはボランチが主戦場のMF高嶺が務めている状況。「(宮沢)裕樹さんも『チャンスだぞ』と言ってくれた。ポジションを奪うくらいでアピールしないと」と、残り5試合での出場機会増へ意欲を燃やした。
加入1年目の今年はここまで18試合に出場し、先発は4試合。夏場以降は出番を減らしているものの「理想には届いていないが、1年通して成長できたと思う部分はある。充実している」と手応えは得ている。
11月3日の湘南戦へ向け、岡村は「勝って残留を確定させる。個人のプレーの質ももっと上げて、必要な存在と思ってもらえるように」と意気込んだ。(石栗賢)